『ミラー:マフラー内にちょっとオイルが残って白煙が出たら、リタイヤさせられた』
★6月27日、オランダGP決勝戦でジャック・ミラー(ドゥカティファクトリー)が転倒し、レースに復帰したもののレースディレクションから技術トラブルを指摘され、リタイヤとなった。
★現在の総合順位は以下のとおり。
首位クアルタラロー(156ポイント、ヤマハ)
2位ザルコ(122ポイント、ドゥカティ)
3位バニャイア(109ポイント、ドゥカティ)
4位ミール(101ポイント、スズキ)
5位ミラー(100ポイント、ドゥカティ)
★ミラー選手のコメント。
「僕は良い調子だったんですよ…オリヴェイラの後ろで、自分のペースを刻んでたんですよね。その後、ミールがいつものオーバーテイクをかまして、ナカガミと接触し…そのせいで、こっちはいつもより若干早めにブレーキをかけたんです…念のためにね。ところが、ブレーキを緩めるのがちょっと早かったもんだから、充分にフロント側に荷重をかけてなくって…。
自分のミスに腹を立てつつ、上手く乗り切っていこうとしたんですが無理でした。
1速でのスリップ転倒だったから、実のところ、なんともなかったって言うのに…貴重なポイントを失ってしまいましたよ。
【レースディレクションから停止命令が出たそうで…】
「レース後、スチュワードの方から説明がありました。ハンドルさえ曲がってなかったって言うのにね。マフラーから煙が上がってたって言うんですよ。
ただ、それはマフラーの中のオイルを燃焼させるシステムなわけだから。停止させる必要なんてなかったんですよ。マシン自体にはなんの問題もなかったし、そんなことは僕だって分かってたって言うのに…。
もちろん、検査したいって言われて…結局、なんともなかったんですけどね。」
(参照サイト:『Tuttomotoriweb』)
(参照サイト:『Gpone』)
ザクセンリンクでドゥカティがタイヤ温存のできるセッティングを探り当てられなかったって話は、note『2021ドイツGPまとめ』でどうぞ!
まぁ、転倒後に白煙出たら、止められるでしょうね…
そのままオイル撒き散らされても後続のライダーが危険ですからねぇ…