
『ピッロ:ロッシが10年前にドゥカティ機について言ったことは正しかった』
★ヴァレンティーノ・ロッシは2011〜2012年、ドゥカティファクトリーからモトGP参戦したものの絶不調で、総合7位と総合6位だった。
★当時、ロッシ選手はドゥカティ機と相性が合わず、常に「マシンが曲りたがらない、操縦しづらい、フロントの信頼感が得られない」と不満を言っていた。
★最近、ミケーレ・ピッロ(ドゥカティ・テストライダー)が次のように話した。
「当時のヴァレは正しかったですよ。現在のドゥカティ選手らはね、もう別世界にいるようなものだから。確かに、ヴァレの時代は厳しかったんですよ。
まぁ、今はオールイタリアンの物凄いグループが働いてますからねぇ…チームとして、かなりのめり込んで働いているし。ダッリーニャにチャバッティ、タルドッツィは適任だし、僕らみんな、今使えるリソースを活用して最大限の結果を出そうと頑張ってるんです。どんどん伸びていけるだろうし、どんどん改善しようと頑張ってるから。まぁ、けっこう満足してますけどね。
僕もまた1つ年を取ってしまったけど、レベルを上げようと…限界点をさらに上回っていこうと頑張ってるんで。」
【現在、ロッシ選手はヤマハで苦戦しているが…】
「ヴァレは二輪レースの歴史を変えましたからね。独特の存在感でもって、オートバイに興味もなかったような人達を魅了していったんだから。」
(参照サイト:『Tuttomotoriweb』)
(Photo:Instagram)
来年、ロッシはドゥカティから参戦すべきか?って話は、note『2021ドイツGPまとめ』でどうぞ!
ストーナーは別格の才能だったんだな。
>owsaikouさん
ホンマそれです。 ケイシーの存在で、ドゥカティの現状認識、進歩が10年遅れたような気がする。当時から直線はものすごく速かったでど。
KCの場合、誰が言ったか忘れたが、転倒スレスレの局面で常に迷わずアクセル全開、頭のネジが飛んでるとかその辺の恐怖心が欠落してた、との評有り。
実際ドカ時代は勝つか転ぶかの二択、末期は三戦連続転倒リタイアなんてのもあった。ホンダに戻って安定した様に見えたけど車の素性が当時のドカよりマシだった程度の話。
引退早かったのもその辺からの精神的な反動だろうと思う。
逆に、厄介事回避の天才ロッシはドカの素性の悪さを速攻で見切ってしまい心の奥底で信頼出来んかったのではないかと。
んで、その時に根本的に作り直した車体の延長線上が現在のドカ、って事で。
まあ、KCに言わせるとドカは言っても聞いてくれなかったらしいけど。
いや改善のきっかけまでロッシのおかげにしちゃ2013年からコツコツやってきたドヴィツィオーゾとピッロとダリーニャが浮かばれないでしょ…
ロッシはドゥカティに関しては適応できず優勝できず2年でヤマハに戻ったライダーでしか無い
ただそのロッシが「(日本メーカーは耳を傾けてくれるが)ドゥカティにマシンの欠点を伝えると怒りだす」って言うぐらい当時はクソ環境だった
だからケーシーだけじゃなくロッシの言うことすら聞かなかったが正解
なによりロッシを獲ったのだって当時のCEOの暴走みたいなとこもあるし
メランドリなんかマシン改善要求したら精神科医を紹介されたって逸話もあった
更には自社にチャンピオンをもたらしたケーシーにすら当時原因不明の体調不良(乳糖不耐症)のときロッシと共にバッシングしてた始末
ダリーニャが原田さん曰く全然怒らない人だから
マシンの欠点伝えたらロッシにさえキレるチームとの分岐点はまさにここ
ただダリーニャはレギュレーションの隅をつつきまくり新デバイス投入
共通ECU化に乗っかりと、正直チームを良くしたってのと同じぐらい
ドルナがヤマハとホンダという出る杭を打ちまくった結果が現状
マルケス居なきゃ2017年からドヴィツィオーゾ&ドゥカティ3連覇かぐらいのパワーバランスだったわけで
露骨なレギュ変更ののち実際そうなってたら流石にレース見るの辞めてたかもしれない
(ただ実際怪我でマルケス居なくなったシーズンにはタイヤ特性変わってしまいチャンピオン獲れない巡り合わせなのがドヴィらしいっちゃらしい)
まあそうだけど、ロッシが来なかったら未だにカーボン箱のパニガーレ車体変えずに続いてたかも知れないし。
フレームが限界付近でも軋まないので経験積んだベテラン程挙動の予知が一切効かない鬼畜仕様、そのままだったら(仮に)マルケス新人加入‼︎以外は後が誰でも無理だったんでないかな?
まぁなんだかんだ言って、あのドカにアルミツインスパーの車体を造らせたのがロッシなのは事実だわな。