MotoGP

マルク・マルケス『僕専用ではなく、皆が乗れるホンダ機を作ろうとしている』2021アラゴンGP

『マルケス:僕専用ではなく、皆が乗れるホンダ機を作ろうとしている』

★9月10日、アラゴンGPでマルク・マルケス(ホンダファクトリー)が、FP1で首位、FP2で20位だった。

★FP2の序盤、弟アレックス選手の後ろを走っていた最中、凡ミスにより膨らみ、スリップ転倒した。

★マルケス選手のコメント。

【FP2での転倒については?】
「ムカついてます。すべて上手くコントロールできていると思っていたのに、汚れた箇所に上がって転倒してしまいました。力を緩めたのに駄目で…走行ラインから外れていることは分かってたんで、無理をする気はなかったんですが…。
これまでのキャリアで、こんな操縦は100回はやってきてるはずだし、いつも上手くいってたのに…今日は駄目でした。これのせいで、予定していたことが全て台無しになってしまって…。」

【FP1では新ソフトタイヤを履いて、首位だったのに…】
「FP2でもそれで走るつもりだったんですよ…レースに向けて、挙動を確認しておきたくって…結局、ハードを試してましたけどね。」

【最近のレースウィークエンドでは、来年の車台用のテストをかなり行っているようで…】
「アッセンでは新フレームが用意されていたし、オーストリアの1戦目では改良版が投入されてました。今日も、これまでのレースでも、アッセンで試したフレームを使ってるんですが、今回はその改良版もあるんですよね。それに関して、詳しいことは話せませんけどね。」

【アッセンで試したフレームで、問題は解決できるの?】
「高速コーナーでのマシンの安定性が増しますね…ただ、低速コーナーが大変になってしまって。最終的には、どこで妥協するかが問題で…。
オーストリア1戦目では普通のテストと同レベルの作業が予定されてたんですよ…試さなければならないものが、いくつか用意されてたんで。ミザノテストまでに、今後の方向性を定めなければならないんです。
ホンダの他の選手らは別のフレームを使ってるんですが、時々、僕のも試していて…良い感じの時もあれば、そうでない時もあるらしいんです。ちょっと混乱してるんですよね…でも、僕の方の考えははっきりしています。」

【まだ先は長いようで…】
「前進はしてますよ…まぁ、一歩一歩は小さいけれど。復帰した時、僕の身体の問題とマシンの問題は別だと言ったんですが…現在、ホンダはフレームに関し、複数のフィロソフィーで作業を進めているんです。もちろん、プロトタイプの話で…常に進化していってますからね。
僕はまだ100%正確な操縦ができないので、新マテリアルを速攻で判断することができないんです…何度も試してみなければならなくって。」

【どんな風にマシンを改善させる予定なの?】
「多様性のあるマシンにする予定です。よく言われているように、僕専用と言うことではなくね。」

(参照サイト:『Gpone』)

マルケスが「こう言うケガをしたら、3つの点に対処すべき」って言った話は、『2021イギリスGPまとめ』でどうぞ!

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