『モルビデッリ:3ヶ月ぶりのモトGP機はまるで宇宙船のよう…』
★9月17日、サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニGPでフランコ・モルビデッリ(ヤマハファクトリー)がFP1で16位、FP2で13位だった。
★モルビデッリ選手は6月25日に左膝の手術をし、今回よりマーヴェリック・ヴィニャーレス後任として最新ファクトリー機でレース復帰した。
★モルビデッリ選手のコメント。
「僕にとっては本当に良い1日でした…ずっと忘れられないでしょうね。色々とあったから、こうして復帰できて…このカラーリングとこのチームで再開できて素晴らしいですよ。
今朝、足の調子も良かったし。もちろん、完全な状態ではないけど、操縦は大丈夫なんで。
ずっと、絶対に大丈夫って感じではなかったんですよ…2週間前は本当にこうして復帰できるかどうか分からなかったし。でも、復帰できました…操縦できてるし、なかなか良い作業もできてるし。
時間が経てば、もっと良くなるだろうし、もっと自然に動けるようになるでしょう。とにかく、今はこれで満足です。」
【ヤマハ機の2019年版と2021年版の違いは?】
「違いについて何かコメントできたら良かったんですが…実は、今日は何も感じられなくって。久しぶりにマシンに乗ったってことだけで、なんのフィードバックも得られなかったんです。本当に久しぶりだったもんだから、違いについて説明できないです。」
【感動的な1日だった?】
「それは絶対ですね。一生忘れられないでしょう。ミザノで、このカラーリングでFP1とFP2を走るなんて最高ですよ。本当に気持ちよかったです。」
【久しぶりに操縦すると、どんな感じなの?】
「乗りたくって乗りたくって堪らなかったんですよ…どうなってしまうのか分からなかったんで。完全に操縦できるだろうって言う状態になったのは2週間前で…それまでは無理だったんです。回復はしていってましたけどね。
操縦できるってだけで充分嬉しいし、今後、作業予定をこなしつつ、身体の方が回復していくのも楽しみです。時間はかかるだろうけど、絶対に上手くいってくれるでしょう。
3ヶ月ぶりのモトGP機はまるで宇宙船にでも乗ってるみたいで、物凄いスピードなんで驚きました。最初の3〜4周は、できるだけ早くコントロール感覚を取り戻そうと頑張りました。」
【手術した左膝は、どんな感じ?】
「FP2よりFP1の方が大変で…FP2はウェットだったから負担が少なかったし、足が楽なポジションを取るようにもしてました。
最初は本当に大変だったけど、1日かけて色々と調整したら問題は減っていって…明日、その辺がもっと良くなるといいんですが。
まぁ、結局、良い1日でしたね。」
【雨が降ったせいで復帰作業に支障が出てしまった?】
「いえ、結果オーライでしたよ。雨のせいで全体的にスピードが落ちたら、ウェットコンディションでのマシンの挙動が分かってきたんで、その分、足の方をカバーする作業ができたんで。」
(参照サイト:『Moto.it』)
クアルタラローが「こんなに走りやすいと思ったことはない!」って言った話は、『2021イギリスGPまとめ』でどうぞ!
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SBKとGP共にYAMAHAが不調ですし少しでもコンストの記録を確保できるように頑張って欲しいですね