『ロッシ:あと残り10日間、26才のライダーら相手に戦うぞ!』
★11月4日、アルガルヴェGP会見でヴァレンティーノ・ロッシ(ヤマハ・ペトロナスSRT)が、次のように話した。
【残り2戦となったが、現在の心境は?】
「2週連続で…10日ですべてが終わるわけでね。現在の心境は…皆さんのご想像におまかせしますよ。あと10日間、26才のライダーら相手に戦うと言うことをね…。
もちろん、感動的な瞬間だろうけど、僕としてはこのまま集中してやっていくつもりですよ。特に、ミザノでああ言うレースができたんだし。
残り2戦とは言え、まだまだプロ二輪レーサーと言う気持ちでやってますからね。それなりの2戦にしたいと思っているし、いつも通り、全力を尽くして頑張りますよ。
それが終わったら、もうモトGPライダーではなくなるんだし。」
【引退会見の後、考え直したことなどはなかったの?】
「ないですね。決めてから、一度も後悔してないんで。これで良いんですよ…気持ちも穏やかだし。」
【ちなみに、昨日はミザノでウッチョやルーカ・マリーニと一緒にフェラーリ試乗をしていたそうで…】
「1月にアブダビのレースに出ますからね。何年か前からの恒例になっているし。まぁ、あのレースに関しては、まだ趣味の域ですけどね。あいにく、昨日は天気が悪かったんで…いずれにせよ、良いもんでしたけどね。
これからは今までと違って…来年から四輪レーサーになるわけだし、どの選手権に出るか決めないとね。GT参戦は確実だし、気になる選手権が3つほどあるんですよ。そのうちの1つはスプリントレースと耐久レースの2つがあるんで、どっちにしようか迷ってるとこでね。
良いオファーは来てるんだけど、ちょっと分かりづらくって…二輪レースなら自分の庭みたいなもんで、マシンもパドックも関係者も各選手権もよく知ってるけど、四輪レースは新規開拓するようなもんだから。
あと、チームメイトも決めないといけないし…まぁ、もちろん、強い顔ぶれになるだろうけどね。」
【目標は2023年に世界耐久選手権に参戦すること?】
「それは、けっこう気になってるんですよねぇ…新クラスができ、フェラーリやポルシェなど有名どころが並んでるようだし。
ただ、まずは自分のレベルを把握しないと。戦闘力の高さがどのぐらいなのか、確認しておかないとね。」
【ところで、モト2/モト3クラスのチャンピオンは誰になると思う?】
「両クラスとも行方が分からず、なかなか面白いことになってますよね…SBKの方もそうだし。
モト3は、当初はアコスタが凄まじかったけど、今はフォッジャがかなり追い上げてるでしょ。モト2の方はチームメイト同士で良い戦いをしているしね。フェルナンデスは強いけど、ちょっとミスもしてきてるし。
はっきり誰って決めるのは、難しい状態ですよね。」
(参照サイト:『Moto.it』)
(Photo:Instagram)
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あたしらは10日後のロッシロスを心配しなければ・・