『ロッシ:ストーナーとの対決を楽しんでいたと、今は言える』
★11月5日、アルガルヴェGPで、ヴァレンティーノ・ロッシ(ヤマハ・ペトロナスSRT)がFP1で22位(最下位)、FP2で21位だった。
★今回はケーシー・ストーナーがパドック入りしており、ロッシ選手について次のように話した。
「ヴァレンティーノのことが羨ましいですよ…リザルトはともかく、オートバイもレースも大好きなんだって気持ちが溢れてますからね。
僕ら2人の一番大きな違いは、多分、そこなんでしょうねぇ…僕にとってレースは、上位争いができて初めて満足できるものだったから。
お互い、常に敬意を払い合っていたし、なかなか素晴らしいライバル関係だったと思ってます。多分、僕の現役時代のライバル関係の中では、一番だったんじゃないんでしょうかねぇ。
ヴァレンティーノ引退については、正直なところ、驚いてません。
オートバイのことがどれだけ好きでも、子供が生まれるとなったら…絶対に考えてしまったんですよ。子供ができたことが分かって、少ししてから引退宣言があったのも偶然ではないでしょうね。
同じ父親として言うんですが…とにかく、これからの人生も素晴らしいものになりますよ。本当に、最高のものになると良いですよね。」
★ロッシ選手のコメント。
【ストーナー元選手について、どう思っているの?】
「ストーナーとの対決を僕は楽しんでいた…と、今は言えますね。凄まじい才能のライダーであり、本当に速かったから。かなりの強敵だったし、偉大な闘士でした。それに加えて、互いのマシンも別々で…かたやヤマハ、かたやドゥカティでしたからねぇ。
今回、パドック入りしてるのでしょ…もちろん、あとで挨拶しに行きますよ。
最近はライバル関係もちょっと変わってきてるようで…ちょっと何か言っただけで、物凄い膨らんでいってしまうから。10年前の方が楽でしたね…まぁ、でも、こう言う世の中なわけだから。」
【最近、マルコ・パンターニ(プロ自転車選手)のドキュメンタリーで『パンターニは大衆の心を掴んだチャンピオンだった』と言うコメントが出ていたが…ロッシ選手もそうなのでは?】
「そうなのでしょうね。時には、問題と言うか…メディアと意見の相違なんかがあった時でも、世間は僕の味方をしてくれたから。あれは大きな支えになりましたね。自分がやってることは正しいんだって、確認できたから。おかげで元気が出てきたもんですよ。
パンターニ関連のものは全て見るようにしてるんですが、何があったかは謎のままで…実に不当な感じがするんですよね。ドキュメンタリーでも何でも、パンターニ関連のものを見ると気持ちが高ぶってしまって…胸が苦しくなってしまうんですよ。」
【ところで、今日のFPセッションについては?】
「厳しい1日でした…もっと速く走れるかと思っていたのに、タイヤのフィーリングがイマイチで…リアが特にね。グリップが出ないんですよ。ハードも試してみて…ここでの春のレースの際、使ってみたら大きく前進できたんでね。ただ、今日の方が寒かったんで、ハードは上手くいきませんでした。
明日はコンディションが良くなってくれると良いんだけど…路面の方もね…今日は滑りやすかったから。」
【2016年にワンメイク電制システムが導入されて以来、どんな風に変わってしまったの?(※英国人記者マット・オックスレイによる質問)】
「各マシンの格差を縮めると言う目的で導入されたものなんですが、大きな変化となりましたね。
ヤマハにとっては大きな問題となってしまい…僕としては、これによりヤマハ機の戦闘力が落ちてしまったと思っています。自社製の電制システムを使っていた時は、マシンのバランスがずっと良かったんで。
たとえ問題が出てもエンジニア陣は上手く対処できていたけれど、ワンメイクになってからは無理でね。ヤマハ機は操縦しづらくなってしまったんですよ。」
(参照サイト:『Moto.it』)
(Photo:Twitter)
ロッシが「来年のモトGPグリッドは…こうなるだろう!」って予想した話は、『note無料記事』でどうぞ!
ヨンロクとニーナナ仲直りしてくれると嬉しいな。
公式にケーシーと肩組んでる写真が載っててビックリ
ほんまや!嬉しそうに肩組んでる!嬉しい!
やっぱりoffが好きさん情報ありがとうございます!
パンターニ ≒ スペンサー
ウルリッヒ ≒ ペドロサ
アームストロング ≒ ロッシ
バッソン ≒ サロン
※あくまで個人のイメージ(妄想)です