『ロレンソ:ロッシが僕に会って、話でもしてみたいって思ってくれたのが嬉しかった』
★ホルヘ・ロレンソ(34才。2010/2012/2015年モトGP総合優勝)が、イタリア二輪レース週刊誌『Motosprint』の2021年末のインタビューで次のように話した。
[ その1はこちら ]
【ヴァレンティーノ・ロッシが遂に引退したが…モトGPなしの生活に耐えられると思う?】
「僕より大変でしょうね…モトGPが人生そのものだったのだから。
とにかく、パドックで友人らや自分のチームのメカニックらと一緒に過ごすのが好きだったようだし、戦闘力をどんどん高めていきたいってタイプだったから。
僕はと言えば…常に完璧主義者だったんですよ。とにかく集中しまくって、ただただ勝ちたかったんです。楽しいって思える時もあったけど、ほとんどはプレッシャーで張り詰めてたから。
だから、ヴァレンティーノの方が大変だと思いますよ。僕だって、そう思うことがたまにあったんだから。
あのレベルのレースになると、他では絶対に味わえないような手応えがあって…レース優勝した時とか、タイトルを取った時とかね。
でも、一生ずっと、そんな感覚を味わってるわけにもいかないんだし、今後、ヴァレンティーノは絶対に忙しくなっていくだろうし…。今までとおり、楽しんでいけるでしょ。」
【ロッシ元選手は四輪レースに転向するわけだが、貴方の方は?】
「やりたいと思ってますよ。実際、フランチャコルタの方でポルシェの走行テストをやってきたんですよ。
四輪の方で何かやってみると言うのも、有りだと思ってます。」
【モトGP業界へ復帰する可能性は?】
「人生、なんでも有りだと思ってますからね。ただ、今のところは考えてません。まぁ、TVのコメンテーターになるぐらいですかねぇ。」
【そう言えば、ロッシ主催のランチ耐久レースに参戦していたが…】
「招待されたのは、本当に嬉しかったですねぇ。何年もの間ずっと、ライバルでありチームメイトであり…まさに宿敵同士だったのに、今はグッと気安い関係になれたんだから。
ヴァレンティーノが僕に会って、話でもしてみたいって思ってくれたのが嬉しいんですよ。今回、招待されたことは、僕にとっては本当に大きな価値があるんです。断るわけにはいかなかったですね。
本当はプンタカナで過ごすよう手配済みだったし、太陽の下、ビーチで過ごすのは大好きなんだけど、予定をずらしました。あそこのレースに出る方が、ずっとずっと重要だから。
結局、(タヴッリャから)直接、メキシコのトゥルムの方へ行ったんですよね。」
[その3に続く ]
#JorgeLorenzo analizza la #MotoGP: “#Martin? Più esplosivo di #Bagnaia” – News 🎙️ https://t.co/hsC3Kaxah7
— Motosprint (@motosprint) January 22, 2022
(参照サイト:『Motosprint』)
(Photo:Instagram)
ロッシ不在、獲得ポイント数の変更、選手の契約交渉についての疑問は、note『バニャイア解説:市販機でのモトGPトレーニングは有効なのか?』でどうぞ!
現役の頃はアウェイだったロレンソ 今はどうだろう ぼっち感漂う。誰か友達になったって!いい奴だよ
ダディさん、的確すぎるコメントです!
寂しさって、深いです。