『ドビツィオーゾ引退:クアルタラロ・バニャイア・ミラー・兄エスパルガロ談』
★8月4日、ヤマハが「アンドレア・ドヴィツィオーゾ(36才、ヤマハWithU RNF)が、9月初めのミザノGP後に引退する」と公表した。
★同選手の引退について、モトGPの主要選手らが次のように話した。
・ファビオ・クアルタラロー(ヤマハファクトリー)
「本人と直接話してないんですが、やはり、厳しいシーズンを送ってましたからねぇ。
モトGPからほぼ1年離れてたわけだし、しばらくぶりに乗って、最高レベルにまで戻すのがどれだけ難しいかは、皆、よく分かってることだから。
走っていても楽しめないのなら、こう言う決断で良かったんじゃないんですか。
これまで素晴らしいキャリアを送ってきて、モトGPで何度も優勝したのだろうし、凄いことですよ。
今後の活躍を願っています。絶対これから、毎日、モトクロスに乗りまくるんでしょうね。」
・アレイシ・エスパルガロ(アプリリアファクトリー)
「ドヴィのような素晴らしいキャリアを、こんな形で締めくくるなんて残念ですよね。
でも、ファビオの言う通り、現在のモトGPのレベルで1年のブランクを経て、高い戦闘力を取り戻すのは至難の業だから。
アンドレアは僕にとっても、アプリリアの全員にとっても最高の手本なんですよ…チーム内でいかに作業をすすめるか、最下位から高みに上がっていくにはどう改善していくべきかにおいてね。
残り3戦、良いレースができるよう願ってます。」
・フランチェスコ・バニャイア(ドゥカティファクトリー)
「まだ本人と直接話してないんですが、そう言う風に決めたんですね。諸々の理由からそう決めたのだろうし、本人の決断に賛同します。
ドヴィが物凄いキャリアのライダーだと言うことは周知の事実だし、イタリアにおける重要ライダーの1人であり、誰にとっても偉大な模範ライダーですから。
ドゥカティでは本当に素晴らしい仕事をしてくれました。」
・ジャック・ミラー(ドゥカティファクトリー)
「驚異的なキャリアの持ち主だけど、やっぱり、1年のブランクを経て、別のプロジェクトに加わるってのは容易なことじゃないから。全力を尽くしたわけで…それは確実でしょ。
とは言え、このスポーツは危険でストレスが大きく、マシンに楽しく乗れてないなら辞めた方が良いでしょうね。ドヴィの決断に100%賛同しますよ。
今後の活躍を願っているし、その辺でまた会えたら良いんですけどね。」
(参照サイト:『Gpone』)
(Photo:Instagram)
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