MotoGP

ドビツィオーゾ『ちょうど辞め時、ミザノはお祭り騒ぎになるでしょ!』

『ドヴィツィオーゾ:ちょうど辞め時、ミザノはお祭り騒ぎになるでしょ!』

★8月4日、ヤマハが「アンドレア・ドヴィツィオーゾ(36才、ヤマハWithU RNF)が、9月初めのミザノGP後に引退する」と公表した。

★ドヴィツィオーゾ選手は2002年に世界選手権125ccクラスのフル参戦を始め、これまでタイトルを1回(125ccクラス)、優勝24回(モトGPでは15回)、表彰台103回を獲得してきた。

★8月4日、ブリティッシュGPでドヴィツィオーゾ選手が次のように話した。

【どこから話を始めましょうか?】
「まず、ヤマハとWithUチームに感謝したいです…今回の決定を理解し、支持してもらえたので。夏季休暇中、自分自身の状況について、じっくりと話し合うことができました。
20年間やってきて、こう言う決断をするのは難しいわけで…ただ、今が決め時だったんですよ。
二輪レーサーが思い通りの順位になれないのなら、『そう言う時が来たのかな…』と考え始めるわけでね。」

【現在の心境は?】
「レースについてじゃなく、引退のことばかり考えてるんだから良くはないですよね。
辞めるならミザノが良いかなって思ったんですよ…満面の笑顔で、お祭り騒ぎにしてね。」

【最終戦まで続けるのは無理だったの?】
「僕はロジカルな人間だし、けっこう自己批判するタイプなんで…なにかするならそれなりのモチベーションが必要なんですが、それがなかったと言うわけです。(マシンに)合わせていくことも、好リザルトを出すこともできなかったんですから。
マシンの構造的な部分に手を入れることが可能だったなら、続けることはできたかもしれません。以前、そう言うことをやった経験があるんで。でも、今シーズン中、それは不可能なんですよ。
時間がかかることだし、現時点でヤマハが何を重視しているのかは分かりますからね。」

【引退を口にした日、どんな心境だったの?】
「僕は衝動的なタイプではないので、その時点では既に自分の中で消化できていて…もう気持ちの整理はついていましたね(笑)。
無理やり辞めるわけじゃなく、去年、既にリハーサル済みだし…まぁ、段階を経ての、無痛引退って感じですかね。」

【選手全員が暖かな言葉を贈っていたが…】
「自分のライバル達から『良いライダー』だと思われていたって言うのは、けっこう嬉しいもんですよね。重要なことですよ。」

【来年の計画は?】
「これと言ったものはないし、そもそも具体的に考えたりもしてないんですよ。長年続けてきたわけだから、やはり、多少は時間が必要でしょうね。
まだ、それなりに若いのだし、何年かモトクロスを楽しむつもりです。それ以外については…10年以上前からちょっと暖めてきたことがあって…けっこう良い線まで進んでるんですよ。
そのプロジェクトに集中してるんですが、今ここでお話するにはちょっと早いでしょうね。」

【選手協会の会長はやるの?】
「やらないとは言いませんよ。まぁ、可能性は五分五分ってとこですね。」

【またパドックで会えそう?】
「僕はすべての可能性に対して門戸を開けておくつもりだし、これまでも色々とオファーをあったんですが…とにかく、もう少し時間が必要なんですよ。」

【なぜヤマハM1機と上手く息を合わせることができなかったの?】
「初めて乗った時、ベースについては理解したんですが…あのメカニカルグリップには驚きましたね。あれは常に武器になってくれました。
僕のライディングスタイルだと、ヤマハ機のポテンシャルを活用しきれず…ただ、クアルタラローが、このマシンでタイトルを取れると言うことを証明してますからね。
僕はかなりの作業を重ね、色々なものを試し…もしかしたら試しすぎたのかもしれないんですが、とにかく、役に立たなかったんですよ。
ヤマハ機と僕のライディングスタイルは合わないのだと…そこだけ確認できました。」

【2020年にリアタイヤのカーカスが変わったことが影響しているの?】
「僕の場合、あれはネガティブな影響が出てしまったんですよね…ただ、それでも、あの年は総合4位になれたし、ドゥカティ勢トップではあったんで、それなりの成績だったと言えるでしょう。
多分、各種要因が重なり合った結果、モトGP機そのものが変わったのだと思います。当然、操縦の仕方もです。」

【良い方に変わったの?それとも、悪い方に?】
「決して、これはネガティブなコメントではないんですよ…ただ単純に変わったと言うことです。
現在のモトGPでは、オーバーテイク三昧と言うのはあまり見られなくなったじゃないですか。それは戦術よりもスピード重視となったからで…エアロダイナミクスは助けになってないんですよ。
つまり、開発が進んだ結果と言うことです。」

【現在のヤマハ機を乗りこなせるのはクアルタラロー選手だけだが…貴方がドゥカティに移籍した時の状況に似ていると思う?】
「あれはまた別の時代の話ですからねぇ…しかも、2013年頃のドゥカティ機はベースは良くなかったし、限界点だらけだったし。
一方、ヤマハ機は、去年タイトルを取ったマシンですからねぇ…ただ、僕が2012年に乗ってた頃とは別物ですけどね。
何年もの間、ヤマハ機と言えば、簡単にそれなりのレベルにまで持っていけるマシンだったじゃないですか。今もそう言う面はいくつかあるけど、でも、特性をフル活用しようと思ったら極端な操縦をしなければならず…それがファビオのやってる操縦なんですよ。
あと、当時のドゥカティ内部はかなり特殊な状況で、再編成しなければならない点も多かったし。」

(参照サイト:『Gpone』)

クアルタラロー転倒はルーキーのようなミスではない…って話は、note『2022 オランダGPまとめ』でどうぞ!

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POSTED COMMENT

  1. maxtu より:

    チームマネージャーが嬉々として来季のAprilia体制を語ってる状況だからねぇ
    ミザノをモチベーションに変えて夏以降も走る決断を尊重したい

    他のライダーが皆んなコメントしてるように1年ブランクの影響って実際のところどれぐらいなのだろう?
    スペンサーの復帰、再引退を思い出す

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