『グイドッティ:期待は大きかったが、ちょっと足りない…』
★2月10〜12日、セパンサーキットでモトGP公式テストが行われた。
★KTM勢のテスト総合リザルトは、以下のとおりだった。
13位ポル・エスパルガロ(GASGASテック3、1’58.797)
14位ブラッド・ビンダー(KTMファクトリー、1’58.812)
18位ジャック・ミラー(KTMファクトリー、1’58.901)
22位アウグスト・フェルナンデス(GASGASテック3、1’59.660)
★KTM側はセパンテストの結果に満足しておらず、次のポルティマオテストに向けての準備を始めている。
ポルティマオテストは2日間しかないものの、セパンのように天候に振り回されることも少なく、また、今年は開幕戦も同トラックで行われる。
KTMは同テストでは初日にすべての調整を行い、2日目に開幕戦への準備作業をする予定。
★KTMのフランチェスコ・グイドッティ氏(チームマネージャー)が、公式サイトのインタビューで次のように話した。
【セパンテストについては?】
「けっこう期待が高まってたので…正直なところ、ちょっと足りない感じですね。」
【どの辺が足りなかったの?】
「ゼロコンマ何秒か…0.5秒ってとこですかねぇ(笑)。
けっこう短い出走を繰り返してたんですよ。マシン開発に向け、使えるタイヤが充分じゃなかったもんだから。
セッティングに関してはOKと言えるかもねぇ…ただ、マシン開発と言う意味ではちょっと何か足りないと言うか…まぁ、天候も悪かったですしねぇ…特に土曜日なんか。とは言え、言い訳する気はないですよ。
可能な限り最大限のものを選手らに提供できるよう、懸命に作業を続けている最中なんでね。
けっこう満足はしてますよ…100%と言うわけではないが。」
【0.5秒足りないのは、技術面では何が原因なの?】
「それが分かればねぇ(笑)。新エアロダイナミクスはサポートになってますね。エンジンは疑問点があるものの、データがあるから作業していきますよ。いつものように、いかに折り合いをつけるかなんでね。
それなりに自信はあるし、今回のテスト作業には満足してますよ…タイムは別だが。
とにかく、まだテスト段階なんだから。次のテストで様子を見ていきますよ。」
(参照サイト:『Gpone』)
ミラーの走りでKTM機の成長ぶりが判断できるって話は、note『2023 ヴァレンシアテストまとめ』でどうぞ!
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