『バスティアニーニ:バニャイアの方がプラスアルファの力がある』
★3月11〜12日、ポルティマオテストサーキットでモトGP公式テストが行われた。
★エネア・バスティアニーニ(ドゥカティファクトリー)は、初日は17位(+1.238)、最終日は6位(+0.405)で総合6位だった。
★昨シーズンはドゥカティ型落ち機(2021年版)を使用していたため、現在、2023年版マシンに慣れるのに苦戦している。
★バスティアニーニ選手のコメント。
【テスト初日はマシン2台とも技術トラブルが発生してしまい…】
「ちょっとツイてなかったですねぇ。ちょっとした問題が2つあって、時間を無駄にしてしまいました…僕なんか、ピットボックスに1時間半もいたんですから。
僕もミスってしまったし、チームもミスって…良い日とは言えなかったですね。」
【しかし、最終日にはマシンにも慣れてきたようで…】
「マシンにいくつか改良を加えたところ、フィーリングが良くなって…プッシュできるようになったんです。
特別なことはしてないんですけどねぇ。2023年版マシンのことが理解できるよう、ちょっと頑張ってみただけで。
去年のマシンと比べ、それほど大きく違うわけじゃないけど…ただ、長所が違うんですよ。
とにかく、優勝争いをするには、まだ何か足りない感じで…でも、すごく引き離されているわけではないです。」
【では、今回のテストについては…?】
「満足な出来でした。進むべき方向は分かったんで。昨日とアプローチを変えてみたら、表彰台争いができるぐらいの戦闘力にはなれたと思うんで。でも、優勝しようと思ったら、もうちょっとだけステップアップしないと…。
ペッコ(バニャイア、チームメイト)には他の選手よりもプラスアルファの力があるから、レースウィークエンドでは土・日曜ともに彼が最強ライダーでしょうね。」
★開幕戦は同トラックで、3月24〜26日に行われる。
(参照サイト:『Corse di moto』)
カウル真ん中ぐらいに付いてる『段差』については、note『2023年セパンテストまとめ 欧州メーカー編』でどうぞ!
いやいや。エネアは勝負になると別人だから。