『エスパルガロ:ビンダーには気の毒だけど、後ろを走っていて良かった』
★6月25日(日)、オランダGP モトGPクラス決勝戦でアレイシ・エスパルガロ(アプリリアファクトリー)が3位だった。2022年9月のアラゴン戦以来、久しぶりの表彰台である。
★エスパルガロ選手は4位でゴールしたが、3位ゴールだったブラッド・ビンダーがグリーン・ゾーンに乗って降格となり、3位に繰り上がった。
★エスパルガロ選手は予選6位、スプリント4位だった。現在、総合8位(首位と117ポイント差)である。
★なお、チームメイトのマーヴェリック・ヴィニャーレスは予想外に苦戦しており、今回は予選7位/スプリント7位/決勝リタイアだった。現在、総合12位(首位と138ポイント差)である。
★決勝戦後、エスパルガロ選手が次のように話した。
【久しぶりの表彰台で…】
「うちは頑張ってるんで!ハードに作業を続けているんで、このまま頑張っていかないと。今日の表彰台のおかげで、ちょっとは落ち着いた気分で夏休みを迎えられますよ。
スタートは良かったけど、早々にマリーニと接触してウィングが片側だけ折れてしまったんです。そのせいでマシンが暴れまくって…ペースを維持するのは楽ではありませんでした。」
【ブラッド・ビンダーとの戦いについては?】
「ブラッドに追いついたんで、プレッシャーをかけてやったんですよ…抜くのは、けっこう大変だったんで。
ソフトタイヤだと終盤に苦労するはずだから、実際、(ビンダーは)滑りまくって、グリーン・ゾーンに上がってましたからね。」
【片翼が折れてしまったことは気づいていたの?】
「第6/12コーナーのような右折コーナーでは、マシンが暴れまくってブラッドに寄って行くこともできなかったんですよ…だから、ミスするまで待ってたら、最後に上手くいってくれて。
ブラッドには気の毒だったけど、とにかく、後ろを走っていて良かったですよ。
片ウィング破損は気づかなかったけど、マシンが暴れてるのは感じてました。」
【今日のレースについては?】
「ベッツェッキやブラッドに喰い付いていけるぐらいのペースは出てたのに、接近していくと(タイヤの)空気圧が上がってしまい…それで1秒差ぐらいになるよう走ってたんです。
そうしたらマルティンが迫ってきたんで、僕はブラッドの方に寄って行ったんですよ。」
(参照サイト:『Moto.it』)
今年のアプリリアはコンスタントにがっかり……って話は、note『2023 ドイツGPまとめ』でどうぞ!
あれだけバタついていて気付かないもんなんだ。
ビニャーレスは苦戦というより予想通りだと思う
そのうち何時もの癇癪起こす気がする
ウイングが破損してもあのぐらいの走りはできるのね
全車ウイング無し仕様レースを見てみたいなぁ
案外HONDA、YAMAHAと接戦だったり