『マルケス:なぜペドロサの頭を撫でたのか、ダッリーニャ獲得については?』
★9月8〜10日、サンマリノGPのモトGPクラスで、ダニ・ペドロサ(ワイルドカード参戦)が予選5位、スプリント4位、決勝4位だった。なお、ペドロサ元選手はロードレース世界選手権に18年間ホンダから参戦し、2018年末に引退した後はKTMのモトGPテストライダーを務めている。
★サンマリノGP中、8日(金)の午後セッション(PR)でマルク・マルケス(ホンダファクトリー)がペドロサ元選手を後追いして6位を獲得し、予選2へダイレクト進出した。その結果、予選では9位を獲得した。
★8日(金)の午後セッション終了後、マルケス選手が西サイト『Motosan.es』のインタビューで次のように話した。
【ペドロサテストライダーの後追いをしていたが…】
「超速だったんですよ…モトGP機をあんな風に操縦するライダーを見るのは、本当に久しぶりです。昔と変わらない操縦でね。
後ろに付いてみたんですが…特別なことなんて何もしてないのに、とにかく順調に走って行くんですよ。あれぞまさしく、ダニゆえの走りなんですよねぇ。
最後に、ダニの頭を撫でたのは…本当に、心から凄いな〜って思ったものですから。」
Headlines aplenty! 👀@marcmarquez93 @26_DaniPedrosa are straight off to Q2! 🤝#SanMarinoGP 🇸🇲 pic.twitter.com/Vr7zoN1B3B
— MotoGP™🏁 (@MotoGP) September 8, 2023
【テストライダーとして、ペドロサ元選手のことをどう思っているの?】
「最高ですよ。どこのメーカーにとっても、あんなテストライダーがいたら宝でしょうね。
物凄いテストライダーで、強い走りができ、モトGP機に対するベストな操縦方法を心得ている…コメントも貴重だし。
ただ、僕はテストチームでいちばん重要なのはエンジニア陣の方だと思ってるし、うちのブラドルテストライダーも速いし優秀ですから。
たとえ優秀なテストライダーがいても、エンジニアが方向性を無視して作業したら意味ないでしょ。」
【ところで、最近、貴方が『グレジーニチームを買い取るのでは?』と言う突飛な噂が流れているが…】
「色々な噂が出ているようですよね…可能性と言うものは常にあるのだろうけど、でも、今ではないでしょ。まぁ、将来的には、なくもない話ですよね。
とにかく、2024年については既にホンダと契約済みなので、トラックでやるべき作業に集中していきますよ。」
【別な噂で、『ホンダがジジ・ダッリーニャを引き抜こうとしている』と言うのも出ているが…】
「僕としては、もちろん、各ポジションに最高エンジニアを…と望んではいるけど、それは日本サイドで決めることだから。エンジニアも豊富に揃っていることだし。
僕は結果や、これまでとは違うものを求めているわけで…プロジェクトを率いる最適任者を選ぶのは、ホンダの任務ですからね。
ホンダ内には常にローテーションと言うものあがあり、それが上手く機能するか…良案が出てくるものか…。
ダッリーニャについては、正確に彼の立ち位置がどのようなものか僕は知らないんで…とにかく、他にも技術スタッフは大勢いますからね。
僕は各チームからベストな人材を引き抜いて、体制を作っていきたいですけどね。」
(参照サイト:『Corse di moto』)
日本メーカーに復調の兆しが見えたのか?って話は、note『2023 カタールニャGPまとめ』でどうぞ!
グレジーニ買取る⁈思わず笑ってしまった
釣針が大きくて盛り上がってきたなぁ
レッドブルが動けばチームごと買うぐらいどうってことはないけど、その時はKTM?DUCATI継続は難しいよね
「ホンダ内には常にローテーションと言うものあがあり、それが上手く機能するか…良案が出てくるものか…。」
日本企業の場合モータースポーツは市販車設計技術者を鍛える場としているので海外メーカーのように専任技術者ではない事から、結果が良くないとそこに目が行きますね。
20世紀後半の資金とマンパワー総動員な時代ではないですし。
年上だし先輩のライダーに対して頭撫でるって日本ではあんまりない感覚だよね。
ジジのホンダ行は濃厚かな?
マルクは契約の通り居残る意思を示しているし、グレージーニを買い取るのは今じゃ無いという事は?
テストでも新車がイマイチだったにもかかわらず、ホンダに残るなんて、何か大きな期待が出来る動きをホンダが取っていて、現実的になっているからだ思う。どうなるかな?
ホンダは背水の陣なので金で解決しに行くしかないですね。
そうすると首脳陣を引き抜くしかない。
来年、2024年が正念場ですね。
いまのドゥカはダッリーニャが導いたのは言うまでもなく、ホンダもエンジニア陣を束ねるマネージャー的な存在が必要。ドヴィとマシン作りの方向性について折り合わずダッリーニャが引っ張ったおかげで、何人ものライダーが速さを出せるマシンが作られたのだし。外様の河本さんがそれができるかは未知数だし、ホンダのシステム自体がどこまで個人の裁量に許すかに寄るよね。
「超速だったんですよ…モトGP機をあんな風に操縦するライダーを見るのは、本当に久しぶりです。昔と変わらない操縦でね。」 これは誰を指しているのかな? スムースと言えばホルヘ、ヴァレ… 誰だろう? 走りが変わってるだね。