MotoGP

2023バレンシアGP【モトGP:決勝リザルト&トピックス】

『2023 バレンシアGP モトGP 決勝リザルト&トピックス』

★11月26日(日)、バレンシアGP モトGPクラスの決勝が行われた。

★総合順位の上位は以下のとおり。
首位バニャイア(467ポイント)、2位マルティン(−39ポイント)、3位ベッツェッキ(−138ポイント)、4位ビンダー(−177ポイント)、5位ザルコ(−246ポイント)、6位アレイシ・エスパルガロ(−261ポイント)

★ドゥカティ

首位フランチェスコ・バニャイア(ドゥカティファクトリー、2022年チャンピオン)。グリッド首位から好スタート。モトGPクラスで2年連続チャンピオン獲得は、ロッシ&兄マルケスについで3人目。ドゥカティ選手では初めて。
チームメイトのエネア・バスティアニーニはリタイア(2022年総合3位)。

2位ファビオ・ディ・ジャンナントニオ(ドゥカティグレジーニ)。土曜スプリントでは忖度して走っていたが、決勝では攻めていた。しかし、スペースが開かず、抜けなかった。
チームメイトのアレックス・マルケスは6位(2022年はホンダLCR所属)。

3位ヨハン・ザルコ(ドゥカティプラマック)。
チームメイトのホルヘ・マルティンはリタイア。第3ラップで2位を走行中、首位バニャイア機のスリップストリームに吸い込まれ、同機に接触後、第1コーナーでコースアウト。8位(+2”4)から追い上げたものの、第6ラップで兄マルケス選手を巻き込んで転倒。

9位ルーカ・マリーニ(ドゥカティVR46、VR46ライダーズアカデミー、ロッシ異父弟)。
チームメイトのマルコ・ベッツェッキはリタイア(VR46ライダーズアカデミー)。

★KTM

4位ブラッド・ビンダー(KTMファクトリー)。第14ラップで首位走行中、ついうっかりロングラップゾーンを走ってしまった。第16ラップでは弟マルケスにアグレッシブに接触し、順位1つ降格処分となる。
チームメイトのジャック・ミラーはリタイア(2022年はドゥカティファクトリー所属)。首位を走行中に転倒。3メーカー機で優勝した初の選手になれるチャンスを逃した。

14位ポル・エスパルガロ(GASGASテック3、2022年はホンダファクトリー所属)。
チームメイトのアウグスト・フェルナンデスはリタイア(2022年モト2チャンピオン)。

★アプリリア

5位ラウル・フェルナンデス(アプリリアRNF、2022年はKTMテック3所属)。
チームメイトのロレンツォ・サヴァドーリは13位(2022年はKTMファクトリー所属)。ミゲル・オリヴェイラ代役。

8位アレイシ・エスパルガロ(アプリリアファクトリー)。
チームメイトのマーヴェリック・ヴィニャーレスは10位。午前ウォームアップで、オイル漏れのフラッグ提示を受けていたのにトラックに戻ってしまい、グリッド降格処分となった(※PPを獲得していたのに)。レースでは唯一、リアにソフトを選択。

★ヤマハ

7位フランコ・モルビデッリ(ヤマハファクトリー、VR46ライダーズアカデミー)。
チームメイトのファビオ・クアルタラローは11位(2022年総合2位)。

★ホンダ

12位タカアキ・ナカガミ(ホンダLCR)。
チームメイトのアレックス・リンスはリタイア(2022年はスズキファクトリー所属)。

※マルク・マルケスはリタイア(ホンダファクトリー)。マルティン選手に接触され、宙に放り出されて転倒。ケガなし。
チームメイトのジョアン・ミールは棄権(2022年はスズキファクトリー所属)。金曜午前セッションで転倒し、首に強い痛みが出た。

『2023 バレンシアGP モトGP 決勝リザルト』



『2023 バレンシアGP モトGP 総合順位』




(Photo:Motogp.com

POSTED COMMENT

  1. MV12_jp より:

    ディジャはその後タイヤの内圧違反で3秒のペナルティ最終リザルトはディジャは5位まで下がりました

  2. へほへも より:

    諦めずに攻めた結果だ。マルティンかっこよかった。マルケス巻き込んだのは悪かったけど…
    マルケスは怪我なくてよかった。足やばかった

    しかし転倒多かったな…一部コーナーでバイク通るたびに粉か何か走るたびに舞ってなかった?
    そんな中でもしっかり勝つバニャイアはさすがだ…昨日のスプリントは今日に向けてのタイヤチェックだったのかって走りだった
    何にせよ1年間お疲れ様でした。来年は全員がグリッドに立てるようなシーズンになることを祈ります

  3. うに より:

    最後まで楽しみました!
    バニャイアおめでとう!
    マルティンよく頑張った!

    出来ればマルティンの追い上げをもう少し見たかったが、
    あそこは何とも。マルティンの車載カメラだとクリップ前には横に並んでいるが、相手がマルケスだから上手くはいけなかった。マルケスが引く性格ならよけることは出来ただろうが。。

    マルティンは覚醒前の前半の取りこぼしがあるから、
    来年はもっと良い戦いができるでしょう。

    クアルタラロも来年は優勝争いに加わって欲しい。

    管理人様お疲れ様でした。

    オフィシャルテストも色々楽しみだ〜

  4. なお より:

    ビンダーがやってた

    ・マレマルと接触
    ・1drop処分が下る
    ・ビニャーレスを抜く
    ・ビニャにポジションを譲る

    ってのはアリなんですね
    ちょっと驚きました

  5. maxtu より:

    ペッコ連覇おめでとう
    速いというより強さだね
    エアロで制御不能っぽいマルティンとの接触は思わず声が出たけど、トップのミラーが転倒、ビンダーはオーバーランで次々と自滅していくなかで、淡々とラップをこなせるのは強いメンタルと才能
    ディッジャへのガードも完璧で王者らしい優勝でした
    来年もゼッケン1でよろしく

    マルティンは仕方ないね
    ただ、うにさんが仰るように引かないマルケス相手には余裕で抜けるストレートで抜く冷静さが欲しかったところ…ファイタータイプの悪い目が出てしまった
    プラマックチームの雰囲気良い円陣見てると無理してワークスに行かない方が良いよ(笑)
    マルケスは怪我が無くて本当に良かった
    火曜日は勝てそうだったディッジャのマシンに乗るのかな?早く見てみたい

    管理人さんもお疲れ様でした
    毎年増えるレース数に今年からはスプリントで倍増、ライダーも契約関係なく移籍しまくるとか更新が大変ですよね…
    後少しでシーズンオフですので、ご自愛ください

  6. ごん より:

    何でビンダーには良くペナルティが出るけど
    この前の佐々木君のときは出してもらえないの?

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