2024イタリアGP【モトGP：スプリントリザルト＆トピックス】

『2024 イタリアGP モトGP スプリントリザルト＆トピックス』

★6月1日（土）、イタリアGP モトGPクラスのスプリントが行われた。

★トップ10内はドゥカティ5名、KTM2名、アプリリア3名。

★なお、今年のインドGP（9/20〜22）は中止が公表され、代わりに延期となっていたカザフスタンGPが開催される。

★ドゥカティ

首位フランチェスコ・バニャイア（ドゥカティファクトリー、2連覇チャンピオン）。好スタートで、第1コーナーでは後続をそれなりに引き離して首位に立った。最後にスプリントで優勝したのは、2023年8月19日（オーストリアGP）。本人談「1周1周、楽しんで走れました」。
チームメイトのエネア・バスティアニーニはリタイア。第3ラップでマルティン選手を抜こうとしたが、第1コーナーでやや膨らみ、ラインに戻った際にマルティン選手と接触して転倒。再スタートしたが、結局、ピットボックスへ帰還。

2位マルク・マルケス（ドゥカティグレジーニ、昨年はホンダファクトリー）。第1コーナーでのオーバーテイクが凄まじく、まずビンダー選手を、そしてマルティン選手を抜いた。首位バニャイア選手に追いつこうと頑張ったが、最高0.7秒差までしか縮めることができなかった。最終的に1.4秒差でゴールした。
チームメイトのアレックス・マルケスは8位。

4位フランコ・モルビデッリ（昨年はヤマハファクトリー、VR46ライダーズアカデミー）。グリッド6位スタートから追い上げた。
チームメイトのホルヘ・マルティンはリタイア。第8ラップ第1コーナーで、3位走行中にフロントが流れて転倒。バニャイア＆兄マルケス並みのペースは出ていなかった。

7位ファビオ・ディ・ジャンナントニオ（ドゥカティVR46、昨年はドゥカティグレジーニ）。グリッド14位から追い上げ、なかなか良いレースをした。
チームメイトのマルコ・ベッツェッキは11位（VR46ライダーズアカデミー）。

★KTM

3位ペドロ・アコスタ（GASGASテック3、2023年モト2チャンピオン）。2025年よりKTMファクトリー昇格決定。バニャイア/兄マルケス/マルティン並みのペースは出ていなかった。
チームメイトのアウグスト・フェルナンデスは17位。

6位ブラッド・ビンダー（KTMファクトリー）。グリッド13位からロケットスタートを切り、第1ラップで4位に浮上した。
チームメイトのジャック・ミラーは12位。
テストライダーのポル・エスパルガロは14位。

★アプリリア

5位マーヴェリック・ヴィニャーレス（アプリリアファクトリー）。グリッド3位スタートながら、上位争いには一度も参加せず。
チームメイトのアレイシ・エスパルガロは9位。
テストライダーのロレンツォ・サヴァドーリは18位。

10位ラウル・フェルナンデス（アプリリアTrackhouse）。
チームメイトのミゲル・オリヴェイラはリタイア。第2ラップでクアルタラロー選手と共に転倒。オリヴェイラ選手のフロントが流れ、クアルタラロー選手は回避できなかった。

★ヤマハ

13位アレックス・リンス（ヤマハファクトリー、昨年はホンダLCR）。
チームメイトのファビオ・クアルタラローはリタイア。転倒。第2ラップでオリヴェイラ選手と共に転倒。オリヴェイラ選手のフロントが流れ、クアルタラロー選手は回避できなかった。

★ホンダ

15位ヨハン・ザルコ（ホンダLCR、昨年はドゥカティプラマック）。
チームメイトのタカアキ・ナカガミは16位。

19位ルーカ・マリーニ（ホンダファクトリー、昨年はドゥカティVR46、ロッシ異父弟）。
チームメイトのジョアン・ミールはリタイア。ラスト5周と言うところでピットボックス帰還。

『2024 イタリアGP モトGP スプリントリザルト』

『2024 イタリアGP モトGP 総合順位』

（Photo：Motogp.com）