『マルケス:ペドロサがマルクは気持ちを重視しないと言っていたが…』
★6月5日、ドゥカティファクトリーがマルク・マルケス(ドゥカティグレジーニ)と、2年契約(2025/2026年)を交わしたことを公表した。
★7月26〜28日開催のドゥカティイベント『World Ducati Week』に参加しているマルケス選手が、伊スポーツ紙『La Gazzetta dello Sport』のインタビューで次のように話した。
【同イベントに参加すると、『ドゥカティの一員になった!』と実感するのでは…?】
「あの赤いライダースーツを着ない限り、ドゥカティの真髄を理解することはできないでしょうね。
とにかく、これが後2年続いてくれるんです…新レギュレーションになっても続くでしょう。」
【ホルへ・マルティンにも、ファクトリー昇格の資格はあったと思う?】
「そうかもしれませんね。」
【貴方は…?】
「僕も同様でしょう…とにかく、僕らが決めたわけではないんで。僕を選んでくれた人達がいるのだから、僕としてはこのチャンスを最大限に活用しないと。
これまで僕は何度も勝ってきたし、今後はもっと勝てるよう頑張りますよ。幸せな気持ちでいられるなら、ここで何年も続けていけるだろうし。」
【現チャンピオンのフランチェスコ・バニャイアが、新チームメイトとなるが…】
「ペッコはドゥカティのNo.1選手ですからね…ホンダ時代に僕がやってきたことを、彼はきちんと実行しているわけで。
当時、僕は他選手のテレメータを見て、僕よりも強いコーナリングの選手がいたら、速攻で同じことをしてましたから。」
【ホンダ時代、貴方のチームメイトだったダニ・ペドロサが、先日、『(契約交渉で)ロッシは気持ちを大切にしていたが、マルクは必要なものを手に入れようとする』と言っていたが…】
「4年前に、ああ言うことがあったわけですからねぇ…あれ以来、僕は『自分にとって最善のことだけをしよう』と思うようになったんです。
ホンダには今でも友人が大勢いるし…僕が『気持ちを重視しない』なんてことはないですよ。
僕は頭で考え、『自分自身を優先させなければ、キャリアを続けることはできない』と思ったんです…直感を大切にしないとね。」
(参照サイト:『Corse di moto』)
(Photo:Instagram)