MotoGP

ヤマハ若手育成プロジェクトがVR46と決別

『ヤマハ若手育成プロジェクトがVR46と決別』

★11月15〜17日、バルセロナ最終GPが行われる。

★11月14日(木)、ヤマハとVR46のコラボ関係が今シーズン末に終了することが公表された。

★同コラボ関係は2016年に、ヤマハが若手ライダー育成プロジェクト『マスター・キャンプ』を立ち上げた際に始まった。
当初はタヴッリャでの5日間トレーニング研修のみだったが、その後、スペイン選手権モト3クラスに『Yamaha VR46 Master Camp』チームを参戦させ、2019年からは世界選手権モト2クラスへ参戦した。
2024年シーズンは同チームより、アユム・ササキ&ジェレミー・アルコバが参戦し、アルコバ選手がカタルーニャおよび茂木GPで4位を獲得した。

★ヤマハは2025年よりプラマックチームをモト2クラスにも参戦させる予定で、選手はトニー・アルボリーノ&イサン・グェヴァラ、チームマネージャーはアレックス・デ・アンジェリスである。
(※デ・アンジェリス選手は今年、ドゥカティのモトEテストライダーを務めていた。)

★VR46のアレッシオ・サルッチ(スポーツディレクター、ウッチョ)のコメント。

「若手ライダー育成に向け、当初より最高の機会を提示しつつ、唯一無二のものを提供しなければと思っていました。
タヴッリャで『マスター・キャンプ』を始めた際は、よもやモト2クラスにチームを参戦させられるところまで進化するとは思ってもいませんでした。
これまで共に歩んできたヤマハやスポンサー、選手、スタッフの皆さんには感謝します…そして、応援してくれたファンの皆さんにも感謝しています。」

★なお、ササキ&アルコバ両選手はケガのため今回のバルセロナ最終GPは欠場となり、代役としてアンドレア・ミーニョ&ステファノ・マンツィが参戦する。
ちなみにホルヘ・ナヴァッロも引き続き、ジョー・ロバーツ(OnlyFans American Racing Team)の代役として同GPに参戦する。

★ササキ選手はマレーシアGP金曜午後セッションでのハイサイド転倒により、右足および右手首を負傷した。
同選手は2023年にモト3総合2位を獲得後、2024年にモト2昇格し、シーズン前半には両腕の腕上がり手術を受けた。
2025年は『RW Racing GP』チームからモト2参戦する予定で、チームメイトはゾンタ・ファン・デン・グールベルクとなる。

★アルコバ選手はマレーシアGP決勝の終盤で転倒し、左手の中手骨3か所を骨折した。
2025年はスーパースポーツ世界選手権に、『Kawasaki Puccetti Racing』チームから参戦する予定。

(参照サイト:『Gpone』)
(参照サイト:『Gpone』)
(参照サイト:『Corse di moto』)
(参照サイト:『Corse di moto』)
(参照サイト:『Corse di moto』)
(Photo:Instagram

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POSTED COMMENT

  1. バリー#7 より:

    歩夢くん、最終戦欠場は残念だけど、来季のシート決定は良かった

    プラマックがサテライトに入るから、まあこれは自然な流れなのかもだけど、ヴァレはヤマハよりもドゥカティの方向に、よりコミットして行く感じなのかな?

  2. フルバンク より:

    YAMAHAはもうロッシをアンバサダーに置くのも違うと思う。
    決別する時が来たんだ。
    歩夢くんバリー#7さんの言う通り、来期のシートを獲得出来て何よりだ。1番危惧していた、Moto2の世界も厳しいシート争奪戦だ。欧州選手でもMoto2を追われ、WSSP転向者が相当数いる。一度弾かれたら戻るのは厳しい。

  3. maxtu より:

    この感じではYAMAHAがプラマックと深い関係を築くためにVR46を切ったっぽいね

    まぁVR46側はとっくにYAMAHAは利用すると割り切っていたから、固執してたYAMAHAは正常になったのでは
    アユムは心機一転やね

  4. へほへも より:

    歩夢くん、チームメイトのお父さんに走り教えてもらおう
    アプリリアにいた時のユルゲンさん好きだったなぁ〜ツボにはまった時のタイムは凄かったし、一回ノートンだったかな?モト2試験的に出た時ライダーだったけど、あんなキャスター立ったわけわからんマシンでブランクあったとは思えないタイムだったし…

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