『2024 バルセロナGP モトGP 予選リザルト』
★11月16日(土)、バルセロナGP モトGPクラスの予選が行われた。
★5月の開催時より予選もPPタイムも遅かった。
★トップ12はドゥカティ7名(ピッロのみ圏外)、アプリリア2名、KTM1名、ヤマハ1名、ホンダ1名。
★ドゥカティ
首位フランチェスコ・バニャイア(ドゥカティファクトリー、2連覇チャンピオン)。今季6回目のPP獲得。攻めの姿勢。兄マルケス&モルビデッリ選手を引っ張っていた。
チームメイトのエネア・バスティアニーニは8位。
3位マルク・マルケス(ドゥカティグレジーニ、昨年はホンダファクトリー)。本人談「確かにペッコの後追いをしました。ペッコが冴えていて…自分とマルティンの間に他の選手を入れようとしてたんですよ…ここでは最強だって本人も自覚してますからね。僕らは自分のやるべきことをやるし、1列目はOKでしょ。主役はペッコとマルティンだし…ペッコは最強って感じだけど、マルティンは確実に上がってくるでしょう。プレッシャーが漂ってるけど、僕らは落ち着いてるんで」。
チームメイトのアレックス・マルケスは11位。
4位ホルヘ・マルティン(ドゥカティプラマック)。なんとか上手く乗り切ろうとし、エスパルガロ選手のスリップストリームを2回利用した。
チームメイトのフランコ・モルビデッリは5位(昨年はヤマハファクトリー、VR46ライダーズアカデミー)。予選1を首位で通過。
9位マルコ・ベッツェッキ(ドゥカティVR46、VR46ライダーズアカデミー)。
チームメイトのミケーレ・ピッロは22位(テストライダー)。ファビオ・ディ・ジャンナントニオ代役。
★アプリリア
2位アレイシ・エスパルガロ(アプリリアファクトリー)。本人談「(マルティンを引っ張った件は)事前に話し合ったんですよ…一緒に出走しようって。この2年間、引っ張ってもらってたんで、今日は老兵ながら少し手伝ってみました。とにかく、あの2人は物凄い戦いをしてるんだから、あの2人構えに出たら注意が必要でしょうね…様子をみないと」。
チームメイトのマーヴェリック・ヴィニャーレスは7位。
14位ミゲル・オリヴェイラ(アプリリアTrackhouse)。
チームメイトのラウル・フェルナンデスは17位。
★KTM
6位ペドロ・アコスタ(GASGASテック3、2023年モト2チャンピオン)。
チームメイトのアウグスト・フェルナンデスは21位。
18位ブラッド・ビンダー(KTMファクトリー)。
チームメイトのジャック・ミラーは19位。
★ヤマハ
10位ファビオ・クアルタラロー(ヤマハファクトリー)。予選1を2位で通過。
チームメイトのアレックス・リンスは15位(昨年はホンダLCR)。
★ホンダ
12位ヨハン・ザルコ(ホンダLCR、昨年はドゥカティプラマック)。
チームメイトのタカアキ・ナカガミは20位。
13位ジョアン・ミール(ホンダファクトリー)。
チームメイトのルーカ・マリーニは16位(ホンダファクトリー、昨年はドゥカティVR46、ロッシ異父弟)。
テストライダーのステファン・ブラドルは23位。最下位。
『2024 バルセロナGP モトGP 予選2リザルト』
『2024 バルセロナGP モトGP 予選1リザルト』
(Photo:Motogp.com)
アレイシのそれは美談っぽくしたいのだろうけど
やっぱりメーカーを超えた協力関係は不義理でしょ
特にいまのマルティンにそんなもの必要かと言われると必要ないし
引退前の地元レースなんだからそんな無駄なことせずに全力尽くそうよ
逆に今回バニャイアがわざと後追い許して引っ張ったのは
メーカーが仮に違っていても戦略としてはありだと思う
レースでは自分がリードする自信があるわけだから
まあ「今回のレースでお前のことなんか怖くねえからせいぜいマルティンの前で走ってポイントを削ってくれ」
と言われているのと一緒でマルケスは不機嫌だったけど
勝てるライダーは遠慮なく2人の前に出ればいいし勝てないなら関係ないし
何かしらのインシデント当事者になって2015年のマルケス扱いされたくないのか
各ライダー過剰に不干渉やら何やら表明してるのが気になるけど
そもそも今のこの2人に絡めるほどの速さ持ってる人がそんないないでしょ
ノイズだからいちいち言わないでほしい
マルティンとバニャイアは確かに速い。
最新型は速い、が日本メーカーもジリジリと上がって来ている。速さと関係ないが、ブラドルの乗る来期カラーリングのマシンは格好良かった。
ヤマハもファビオを先頭にリンスももう少しの所を定着出来ている。
アレイシは地元で引退の華を飾ると持っているねぇ。
決勝レースでもダークホース的存在。
タカは結局予選とスプリントはいつもと同じだった。
結果で言うとザルコをエースにして欲しい。