『ヴィニャーレス:ヤマハが話を聞いてくれてたら、タイトル獲得できたのに…』
★マーヴェリック・ヴィニャーレス(29才)は2015年にスズキファクトリーからモトGP昇格し、2017年にヤマハファクトリーに移籍した。
しかし、マシン開発に対する不満を抱え、2021年夏に双方同意のうえで契約を解除し、同シーズン終盤以降、アプリリアファクトリーから参戦した。
2025年よりKTMテック3から参戦する。
★先日、ヴィニャーレス選手がスペイン『DAZN』のスペシャル放送で次のように話した。
【貴方はスズキ機でモトGP昇格し、2017年にヤマハに移籍した…】
「ヤマハに加入した時は、ミサイルみたいな気分でした…考えもはっきりしてたし、目標も明確だったんで。
僕はモトGPタイトルを取りたいんです…それ以外に欲しいものはないんだから。
ヤマハ機に初めて乗った時は…一瞬で恋に落ちましたね。カタール開幕戦でいきなり優勝し、2戦目も優勝で…すべて上手く機能してたんだから。
あの年のル・マン戦なんか…人生最高の日でしたよ。ヴァレンティーノ・ロッシとの競り合いに勝ったんですからね。」
【しかし、7戦目のバルセロナから雲行きが怪しくなり…】
「テストで5種類のフレームを試したんですが、マシンが自分に合ってるのかどうかも分からなくなってしまって…。
その次のアッセンでは、たった2周しか走ってないフレームでレースに出たら…25ポイント取りそこねてしまいましたよ。あのレースは、確実に優勝できるはずだったのにね。
その辺りからマシンの様子が変わりだして…メチャクチャになってしまったんです。
あの年は僕が主役になれるはずだったのに…最強選手は僕で、速い選手はそれほどいなかったんだから。精神的な強さもあったんで、ショックが大きくて…『今年は勝てる!』って思ってたもんですから。
期待していて駄目になるって…最悪じゃないですか。あの年、僕ほど速かった選手は他にいなかったんですからね。」
【翌年の2018年は総合4位となり…】
「(ヤマハ側に2019年シーズンは)2016年版のマシンを使いたいって言ったんです。ヘレステストで2016年版に乗ってみたら、毎周回0.5秒削れたんですよ…僕は間違ってないですよね?
ところが、セパンテストには、また全然違うマシンが投入されて…。僕は、『そのマシンだと大変なんだ』って言っておいたのに…あれはヤマハ時代における、最悪シーズンの1つでしたね。」
【そして、2020年にも問題が発生し…】
「ヘレスで、エンジンバルブの問題が起きたんですよね。僕のエンジンは、問題がより深刻だったんですよ。
結局、シーズンを通してエンジン3基しか使えなかったんです…通常は7〜8基使えるって言うのにね。人的ミスにより、新しいブレーキにするのを忘れてたって話なんですよ。」
【そして、2021年は開幕戦で優勝するものの…】
「勝利スタートで、無敵感が出てきてました…ところが、どうしたことかマシンが後退してしまって。カタール2戦目の時は、マシンの感じが大きく変わってしまったんです。
完全に別物って感じで…その辺りから苦戦し始めて。何かが起きつつあったんですよね…あれは普通じゃないから。ポルトガル戦なんか悲惨なもので…PPタイムを2回出したのに、2回とも無効にされたんですから。
そんなのあり得ないでしょ。そう言う小さなことでストレスが溜まっていくんですよ…『僕が辞めるか、彼らを辞めさせるかのどちらかだ』って思ってました。」
【そして、8月オーストリアGP中に、あのエンジンブロー事件が起きた…】
「モトクロスでは良く回転数を上げたりしてたし、優勝した時なんかはアクセル吹かしっぱなしとか、バーンアウトとかしますからね。
故意にマシンを壊そうと思って、やったわけじゃないないんです。ただ、『これじゃあ、もう無理だ。こんな気持じゃ、もう無理だ』ってことを(ヤマハ側に)分かってもらいたかっただけなんです。」
(参照サイト:『Gpone』)
(参照サイト:『Corse di moto』)
(Photo:Instagram)
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なんとも香ばしいトピックw
コメント伸びそうね
ブレーキ変えるのを忘れてたことに上書きされてる件
テック3のスタッフの皆さん、気を落とさずに耐え忍んで下さい。
こういう事言うから…
ただ言ってる事はそうなんだよねえ
その後のヤマハの落ちぶれ見ても実証されてるし
恋に落ちた相手を痛めつけるってそれDVです
エンジンブローしてないですよね。ただのレブチンなのにオーバーレブとか言ってみたり。必要以上にヴィニャを悪者にしたい人たちがいるんだな。
え?やっぱり!
彼は、壊れちまえ!とかくらいは考えておかしな事をしでかしたんだね!
それは駄目でしょう。
個人的には、2017年のマシン開発のことはもっと詳しく聞きたい。2016年はロレンソ、ロッシの最終年で、2017年以降のような問題はなかった。共通ECUの問題もあったはずだが、それだけではなかったような。
ロッシとビニャーレスはフレームの好みは違いそうだ。2017年のアッセンはロッシが勝ってたと記憶している。マシンの好みが違う2人を組ませたのが、大間違いの元だったのか。
全てはビニャのメンタルの弱さに起因してるような気がする
優勝して嬉しさの余りオーバーレブで吹かすのはOKで負けて悔しくて吹かすのはNG。やってる事は同じなのにと思う。
ホルヘ・ロレンソになれなかった男の戯言か。もっともコース外では後継者になれそうだけど。
タイトル・・・? いや無理だったと思うけど。
ヤマハに加入した時はテストから最速で、ビニャーレス速ぇぇ!なんて思ったもんですが、その後の経緯を見るとビニャの意見が通らなかったと。ロッシに競り勝ってからマシンがおかしな方向になったと。
あの頃はロッシがエースライダーだから要するに…。そういう事かな?
クワッタはタイトル取れたけどな何でかな
何でだろうな
ヤマハに移籍していきなり2連勝なんかしたからロッシの逆鱗に触れて。
それでヤマハがロッシに忖度してヴィニャーレスに新しい未完成品のマシンを回したから不調に落ち込んでしまったのだと思いますが。
タイトルはどうか分からないけど、ビニャーレスはツボにハマると速いライダー。やはり現代のmoto GPで勝利するのはかなり難しい。
もう少しメンタル強いと結果が安定すると思うけど、簡単なものじゃないんだろうな。
優勝したり18位あたりを走っていたり、、、振れ幅が大きいイメージ。
さて、来シーズンはどうなるか。
彼にも問題行動はあったにせよ、近年のヤマハの惨状を見ていると出て行ったのは正解やったと思う。
日本人は(俺も日本人やけど)社畜が多いから、会社と個人で揉めると個人を悪者にするヤツが多いんかな。
ビニャーレスは波がありすぎるから、どのマシーンに乗っても同じだと思う
速い時はのは速いけど何かちょとした事でガタガタに条件が揃わないと速く走れない様に思えて仕方ない
奥歯にものの挟まったようなビニャーレスの答えに感じる。
2017年は色々大人の事情があったのでは無いかと憶測している。
このチームのマネジメントみてるとライダーの優先順位がどっちつかずでタイトル逃してる年度も散見される。
2017年のビニャーレスは獲れるはずのタイトルを「結果として」獲れなかった。
不満でエンジン空吹かしするのは夜中の国道だけにしてください。