
『バスティアニーニ:八方塞がりだったが、アコスタの真似をしたら少し良くなってきた』
★2月12〜13日、タイのブリーラムにあるチャーン・インターナショナル・サーキットでモトGP公式テストが行われた。
★同テスト最終日、エネア・バスティアニーニ(KTMテック3)が15位だった(+0.982)。
★最終日テスト終了後、バスティアニーニ選手が次のように話した。
【今回のテストについては?】
「今回の2日間はけっこう大変で…色々と大量に試してたら、ある時点でどうして良いのか分からなくなってしまって。
今日はもう一度リセットするようにして、再度初めから方向性を理解しようと努めてました。
昨日と同様、最終的には何かしら掴めはしたけど…でも、まだ引き離されてますよね。一度できても、繰り返すことができないんですよ。その辺が今は一番大変で…。
レース本番までに、もっと掴めると良いんですが…特に、同じことを繰り返しできるようになると良いんですけどねぇ。」
【全体的に複雑…と言うこと?】
「そうですね…色々と関連してるもんですから。例えば、遅めのブレーキをかけようとすると、膨らんでしまうし…早めブレーキにするには、まだ目安がはっきりしなくって。そのせいで色々と複雑になってしまうんです。
今日はもっと大変になるって、昨日から分かってました。でも、最終的にはタイムアタックもできたし…昨日や午前セッションと比べると、まぁまぁのタイムだったし。」
【KTM機が貴方の求めに応じるべきなのか…それとも、貴方がどうにかすべきことなの?】
「多分、それぞれの側に原因があるんだと思います…僕は自分のライディングスタイルをできるだけマシンに合わせていこうとしてるんですが、けっこう違いが大きくって。
僕のスタイルにマシンが多少でも応えてくれるよう、色々と工夫しようとは思ってるんですが…ここまでやってきたことは、全部正反対だったみたいなんですよ。
きちんと方向を定めて進めたはずが、考えてたのとは真逆の方に行ってしまい…やってみたことの反対だと上手くいったり駄目だったり…全部反対にすれば上手くいくなら、簡単なんですけどねぇ。」
【アコスタ選手と話す機会があった?】
「アコスタは興味深いですよねぇ…KTM機を100%フル活用してるじゃないですか。
モトGPはKTM機にしか乗ってないせいか、良きにつけ悪しきにつけ、コーナー中盤から立ち上がりまで違いを生み出すことができてるんですよ。
僕の場合、その辺りは旋回するようにしてるんですが、アコスタはマシンを止めて、また起こそうとするんですよね。
とにかく、うちは真逆のセッティングで始めたんで、完全に違うんです…僕は僕なりの方法を続けてみたんだけど、どうにもならず…だから、少しアコスタの真似をしてみることにしたんです。そうしたら、ちょっと結果が出始めてる感じなんですよね。」
(参照サイト:『Moto.it』)
(Photo:Instagram)
移籍した時のまったくミラーと同じことをしてしまってる
ペドロ氏は去年あれだけ転げたんだから、色々と掴んでるんだと思う。
今年は何かやってくれそうに思う!
37返ってきましたしね!
エネアは迷宮に入っていますね。
今までのコーナリングスピード重視からV字コーナリングでの方向転換。
逆はマルクがやすやすと行なって見せたが、V字への変換は難しそう。