
『小椋藍:決断は正しかったが、何も得られなかった』
★3月30日(日)、アメリカズGPのモトGPクラスでアイ・オグラ(アプリリアTrackhouse)が、決勝9位だった。現在、総合6位(−62ポイント)。
★イタリアのエマヌエレ・ピエローニ記者が今回のオグラ選手について、次のように書いた。
《ルーキーながら、総合順位ではドゥカティ以外のメーカー勢トップに就いている。
モトGP昇格までの道のりは長かった。あのホンダを…獲得できるならば誰もが命を賭けてきたシートを蹴り、現在、アプリリアのプライベートチーム『Trackhouse』から参戦しているのだが…
同チームから参戦3年目のラウル・フェルナンデスをアッと言う間に乗り越え、チームリーダーとなっている。
皆さん、アイ・オグラは日本人特有の落ち着いた、礼儀正しい青年のようだが…実に度胸があるんですよ。
決勝スタート直前、マルク・マルケスが他の選手らを引き連れてピットボックスに走り出し、レースディレクションは完全に混乱状態に陥っていたのだが…レース後のインタビューで、オグラはそれらを振り返り、肝の座ったところを見せていた。
彼は(マルケスにつられて)走り出しはせず、じっとマシンにまたがっていたのだ。
状況が飲み込めなかったからではなく、既に正しい選択をしていたから…つまり、ドライ用のセッテイングとタイヤを選んでいたからだ。
リスクを取る気性で、失うものは皆無と言う気持ちで挑んだものの…結局、何も得られずに終わった。
レースディレクションが規則に反してスタート遅延を決め、しかも、グリッドから退出した選手らにライドスルーを科すこともなかったからだ。
(※本来の規則では、『10名以上の選手がピットレーンからスタートするならば、レーススタートは遅延となり、新たなスタート手順(クイックスタート)が採用される』とある。
今回、グリッドから退出した選手は9名だったので同規則は適用されないのだが、安全上の懸念から実施された。)
オグラはどう思ったのだろう…?
こんな曖昧な決定に当惑しただろう…誰かが、『(モトGPは)マルク・マルケスに服従している』と言ったほどの決定なのだ。
オグラの心境は、彼自身による『決断は正しかったが、何も得られなかった』と言う短いフレーズに如実に表れているだろう。
オグラは話を端折って騒ぎ立てるようなことはせず、こう続けた。
『うちは完璧な選択をしました。路面は速攻で乾いていたので、ドライ用マシンとタイヤにすると言うリスクを取ってみたんです。
しかし、正しい判断をした者は報われず、間違った者には正しい者と同じチャンスが与えられたと言うわけです。』
簡潔明瞭な意見ではあるが、おそらく聞き入れられはしないだろう。
しかし、ルーキーながら真の闘士たる気質を持つ選手の気持ちを明らかにするには充分である。》
(参照サイト:『Mowmag.com』)
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現代の侍やな。
誇らしいわ。
見ている人はちゃんと見ている。
素晴らしい記事だと思いました。
ホント、その通りですね。
かっこいい…未来を担う日本人エースの誕生ですね。
天網恢々疎にして漏らさず。
マルケスがあの行動をしなければ他ライダーもレインでスタート切っただろうし、すぐに乗換えたとしてもアドヴァンテージは充分あって、ひょっとしたら初優勝さえ叶えた可能性も高い
日本人としてアイを応援する人はあんな茶番が行われたことを悔やむべきだけどねぇ…
ベテラン若手が転倒してる中、キッチリ仕事してくるあたり流石です。
アイ・オグラは日本人特有の落ち着いた、礼儀正しい青年のようだが…
色々なインタビュー見てると、面倒くさそうで太々しい応対は礼儀正しいとは思えず、日本人として恥ずかしく好感が持てませんね。
冷静沈着なレース巧者ですな。ホレボレする。
もっと日本中で見てほしい逸材です。
アルゼンチンではチームのミスで順位取り消し。今回はギャンブル成功の帳消し、しかし小椋選手は腹の中にグッと押し込み自分に出来る可能な事に注力して総合6位を獲得している。
コレがルーキーですから今後が楽しみ以外ない!!!
小椋藍の素晴らしいショーが見られたはずだったのにあのゴタゴタのせいで台無しになった。
ブリビオが抗議するのも分かる。
坂田和人さんのブログに共感します。
小椋藍は動揺せず地に足が付いている。とんでもないポテンシャルだ。
moto2では一年目のピレリを瞬く間にモノにしてチャンピオン、motogp昇格一戦目の灼熱のタイでは先輩達が苦労する中「ペッコの後ろで学べた」なんて謙虚なことを言いつつ初戦でミシュランを使いこなし、そして今回のこの選択。タイヤを制する者は何とやら…本当にワクワクさせてくれますね。
小椋選手の活躍ぶりに俄然モトGPが面白くなってきました。いい記事に触発されて久しぶり出て来ました。
なんとも前戦の8位8ポイントが悔やまれますが、選手が転ぶこともあればチームがぽかすることもあり、それを騒ぎ立てないところがまた素晴らしい。
一年経って何か小椋語録のようなものが生まれるかもしれません。
日本人だからか、放送ではもっと映して欲しい、もっと観たいと思ってしまいますね。
前に、日本ではバイクレースはそんなに注目されていないんでプレッシャーはあまりない、みたいなコメントがありましたが、いい意味で期待を裏切るくらいに、世間の注目を浴びる存在になって欲しいですね。レッドブルから走る角田選手と同じくらいの注目度ではないでしょうか。
この記事を書いているのは日本の記者ではなく、海外の記者であることが秀逸だ。小椋選手は、日本人の良さ、「冷静さ、潔さ」等々を、を全ていい方向に向けているように見える。そして日本人に欠けている部分もレース経験、そして彼自身の人間性で十分すぎる程カバーしている。出光からMTヘルメットに移籍し、ホンダ以外でのモトGP昇格の道を探り、そして、モト2のチャンピオンと言う称号を得てアプリリアから昇格。絵に書いたようなストーリーだ。そしてこの結果。
彼の評価は爆上がりだけど、本人がそれに浮かれることはないでしょう。 本当に頼もしく、誇らしい。大ちゃんとタイプは違うけど、一見 おっとりとしていながら強い意志を持っている・と言う観点では似ていて、何か特別なものを感じる。
小椋選手はただ、チームを含めてきちんと状況判断を下し、レースに臨んだだけの話ですからね。
他がバカみたいにドタバタしてパニックを引き起こし、レースを台無しにしただけのお粗末劇場でしょ。
ビンダ―とエネアもご同様でしたが、吉と出るか、凶と出るかはやって見ない事には分からものだけど
レースをさせて貰えなかったのだから、元も子もなく、スペクタクルな筈の一幕目は独断的に終わった。
恐らく、ディレイがなければ、彼ら3人がポディウムに立ってた可能性が非常に高かった様に思います。
まあ個人的には、小椋選手は今シーズン、絶対ポディウムに立てチャンスはあると思ってるし、その才能は
紛れもなくMotoGPでも通用するし、何れチャンピオンシップ獲得も夢ではないと信じてるので、今回は
無かった事として諦めて、次ぎに目を向けてますが。
問題なのは、それをレースディレクション側が混乱に乗じて揉み消し、有耶無耶にしてしまった事。
観る側もマルケス劇場にばっか頭が逝っちゃって、本質が見えて無かったのではないのかなと。
モータスポーツジャーナリストらは、きちんと真実や真相を捉え、鋭く報じてもらいたいものです。
ビンダーやエネアや藍選手は悔しいでしょう。
今回はその後もエネアは下位から大きくジャンプアップしてのチェッカーでしたから尚更でしょう。
問題点はマルケス兄では無くて、私は運営組織がシッカリ機能していない事と思います。
他のスポーツも出来と不出来(特にオリンピック種目内)は多々有り、大体が国が絡んでいる。
欧州以外から本場へ勝ちに挑戦する選手を私は特に応援していますが、21世紀も23年経過してもモトレースを統括する組織に毅然とした対応は出来ないモノかと未だに期待はしています。
今回のドライセットだけじゃなく
ここ数年の彼の判断はどれも正しいですね
この記事を読んで
小椋選手が数字では得るものはなかったが、
もしかしたらそれ以上に得るものがあったのかもしれないね。
この記事を書いた記者が感服している様をみてそう思いました。
もしディレイがなくレースが進んで小椋選手が表彰台に上ったとしても
それはそれだけの結果なのかもしれない・・・。
いやぁいい記事読ませていただきました。管理人さんありがとう。
次戦がますます楽しみになりますね。
世界のジャーナリストが小椋の事を理解してくれて本当に嬉しい。
オフィシャルは、しっかり仕事しろ!
と言いたい。
本当にスリックでグリッドに居たライダー達の恩恵が全く無いんですよ。ラップが始まる直前に動いて全然まにあわないタイミングでマシンの交換をおこないに行ったんだからせめてピッとスタートだろ。レースを統括する人達は何を考えてんだろ。ドカ勢に忖度しすぎ。