Screenshot『リヴォラ:なぜアプリリアは1年で急激に成長したのか?』
★2025年シーズンのアプリリアファクトリーの総合順位は以下のとおり。
・ライダー部門
3位マルコ・ベッツェッキ(-192ポイント)
21位ホルヘ・マルティン(-511ポイント)
・チーム部門
首位ドゥカティファクトリー(835ポイント)
2位ドゥカティグレジーニ(-154ポイント)
3位ドゥカティVR46(-342ポイント)
4位KTMファクトリー(-373ポイント)
5位アプリリアファクトリー(-440ポイント)
6位ヤマハファクトリー(-566ポイント)
7位アプリリアTrackhouse(-574ポイント)
★先日、マッシモ・リヴォラ(アプリリアレーシングCEO)が伊サイトのインタビューで次のように話した。
【貴方がドルナの幹部職に就くのではと言う噂が流れているが…】
「私は、今やっている仕事が気に入っているし…あと、タイトル獲得と言う任務を全うさせなければなりませんからね。」
【この1年、なぜアプリリアは急速成長できたの?】
「理由はいくつかあって…やはり、違いを生み出してゆくのは人間ですからね。
アプリリア機は既に伸びてはきていたんですが…(ドゥカティ以外で)唯一、優勝できるマシンになっていたんですからね。
まぁ、ちょっとではあったが…それでも、唯一ポテンシャルのある有力メーカーとなっていたわけで…
そして、それをさらに加速させてくれたのが、ファビアーノ・ステルラッキーの加入だったんですよ。
もちろん、選手の存在が大きかったことも忘れてはいけないでしょう…と言うか、まさに彼らが立役者ですよね。
マルコ(ベッツェッキ)が使命を担ってくれて…アプリリアも彼も、共に使命を背負い…ちょっとブルース・ブラザースみたいな感じですね。」
【ベッツェッキ&マルティン選手なら、今シーズン、どちらから多くを学べたと思う?】
「学びと言うものに、決して終わりはないわけだが…両選手から学べましたね。
マルコとの関係は、本来ならば、もう何年も前に生まれていたはずなんですよ…私が初めてオファーを出した選手でしたから。
気性の激しいタイプだが、打ち解けるのはけっこう早かったんですよ。とにかく一生懸命取り組んでくれて…うちのマシンの成長に大きく貢献してくれ、本当に嬉しく思ってます。」
【マルティン選手については…?】
「もし彼のような立場に置かれたら…入院中にビッグオファーが来たりしたら、やはり私も同じことをしたと思いますよ。
『自分はいったい何をしてるんだろう…こんな所にいちゃいけない』って思ってね。普通のことですよ…あの一件でホルヘは批判されてしまったが、でも、ホルヘの立場を考えた上で批判してるだかねぇ。
私は自分の任務を全うし…自分達で選んだ選手を手放さない、そして、うちはマシンもチームも揃ってるいると証明すると言う任務を全うしました。」
【選手への対応で気をつけていることは?】
「誰かの真似をしないことですね…それを一番重視してます。そして、もし選手と対立してしまったら…まずは『こっちが間違ってるんだろうか?』と考えるようにしてます。
その次に、もし(自分の間違いが)あまり見つからないようなら、その選手が自分やチームに合っているのだろうか?と言うことを考えますね。
選手側も同様に、マシンやチームが間違っていると思う前に、『自分が間違ってるんじゃないか?』と考えると上手くいくものだと私は思ってます。
マルコの場合、それが自然にできるんですよ…これはチャンピオンになるための、第一条ですよね。」
[ 後半に続く ]
(参照サイト:『Mowmag.com』)
(Photo:Instagram)
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