D.ペドロサ［本人ブログ］：ほろ苦い3位となりました

モトGP『ほろ苦い結末』

どこかほろ苦い結末となってしまったウィークエンドを終え、皆さんにこれを書いています。今季は3位で始めることとなりました。表彰台に乗っての始まりです。悪くはないんですが、プレシーズン・テストの結果を思うと…特に、カタールでの木曜から土曜までの調子を思うと、もう少し何か違う戦い方ができると思っていたんですが。

昨日のコメントでも言いましたが、レース中盤ぐらいから腕が痛み始めました。掴んでることができないぐらいにです。テスト期間中、時々、ちょっと痛むかなぁってぐらいはあったんですが、でも本当に、それほどヒドくはならないって思っていました。

最初はとても良かったんです。良いスタートを切ったし、その後も上手くいって、ストーナー選手のことも追い抜きました。それが、逆に抜き返された時、彼のリズムに追いつけないことに気がついたんです。そして、すぐに腕が痛み始め、いよいよ付いて行くのが難しくなった。そして、近づいてきたロレンソ選手に抜かれました。

ロレンソ選手を抑えるのに、僕にある唯一の方法は直線の真ん中で追い越すことで、コーナーでは無理でした。でも、マシンを…ハンドルを掴んでることができなくって。こんな風に腕が痛むと、このマシンは難しいだけでなく、危険な面も出てくるんです。だから、結局は3位に甘んじるしかなかったんです。

とてもムカついてます。マシンの調子はとても良かったし、チームは最高の仕事をしてくれていた。本当に、もう少し戦えるはずだと思っていました。ストーナー選手が非常に強いのはテストの時から分かっていましたが、でも、僕もレース前半には彼と競り合える状態だったと見ています。

今、一番大切なことは、何が問題なのかを知ることです。病院へ行って検査を受け、一体どうしたのかを聞くつもりです。何が原因で腕が痛むのか分かりません。肩のせいなのか、一体どこのせいなのか。重要なのは次のヘレス戦に向けて、できるだけ早くそれを知ることです。

お元気で
ダニ

（日本語翻訳：La Chirico / 西語記事：Repsol 2011年03月21日写真）

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