モトGP『ロッシ:寒さのせいで…』
アッセンGP予選11位の結果は、新GP11.1機をデビューさせたヴァレンティーノ・ロッシにとって決して満足ゆくものではない。
「僕らみんな、がっかりしてます。テストやフリー走行からいったら、もっと良い結果が得られると思ってましたから。
ドライ・コンディションになったら色々と問題が出てきてしまって。午前中は悪くはなかったんですが、その後、結果が出にくくなってきて後退してしまいました。原因を突きとめなければ。上手く操縦できなくって、タイヤの温度を上げるのに四苦八苦してるんです。シルバーストーン同様、寒さのせいで阻まれてしまって。」
アッセン決勝は雨が予想されておりスタート前の戦略も複雑なものになりそうだが、ロッシ選手は甘い夢は抱いていない。
「マシンが新しいんで、どうしてこう言うトラブルが生じるのか突きとめなければね。コースのあちこちのポイントでスピードが出なくって、上手く操縦できないんですよ!明日は別のことを試してみて、走りこんでみます。シルバーストーンの時と同じですね。タイヤを暖めるのに苦労していて、寒さのせいで阻まれてるんですよ。他の選手達は問題ないんだから、うちも解決策を見つけなければね。」
また、ドゥカティチームの中ではアブラハム選手が昨年のマシンにもかかわらず再びトップの成績だったことに対し、ロッシ選手は賛辞を送っている。
「強くて良い走りをしてますよね。シルバーストーンと同じような天候だって言うのにね。もし雨だったら、うちのチームも上手くいってくれると良いんですが。でも、士気は高いですよ。」
(日本語翻訳:La Chirico / 伊語記事:Mediaset.it 2011年06月24日)
|
同インタビューの際、ロッシ選手の顔が
ロウソクみたいに真っ白に見えて…