MotoGP

D.ペドロサ:謝罪の電話が事故当日にあったなら…

モトGP『ペドロサ:僕に謝るべき、シモンチェッリ誠意なし』




「理解できません。なぜシモンチェッリ選手に対し何らかの対策が取られなかったのか。ああ言う操縦は罰せられるべきでしょ。何をしでかしたか、皆、その目で見たはずなのに、ホンダでは見て見ない振りをしてるんです。」
これに対しては、HRCのコース責任者であり中本修平副社長の右腕リヴィオ・スッポマネージャーが反論している。
「実際にはル・マン戦の後、ホンダではシモンチェッリ選手と話し合っています。選手全員が言うってことは、そこにちゃんとした理由があるからだってことを分からせるのにね。」

しかしペドロサ選手にとって、それだけでは足りないのは明白なこと。故に、シモンチェッリ選手からの謝罪も拒否し続けているわけで。
「事故があった日の夜に電話をしてくるべきなんですよ。そうしたら、そこで話は終わっていたのに。携帯メッセージを送って寄越したなんて言ってますけど、そんなもの届いてません。誠意がないんですよ。」

ペドロサ選手の言葉はきつく、少々信じがたいものでもある。と言うのも、シモンチェッリ選手と言うのは正直な若者で、この手の作り話をするようなタイプではないからだ(編集部注:話題にあがっている携帯メッセージに関しては当編集部でも確認している)。
ただし別の面から見るならば、ペドロサ選手がピリピリしているのも理解できる。シモンチェッリ選手の謝罪を拒絶してるのは、いただけないことだが。総合優勝への望みが断たれてしまったのは明らかなことで、本来ならば今シーズンの主役を演じられたはずなのだ。

午後5時半、常のごとくセーフティー会議が招集され、ロレンソ選手もペドロサ選手も出席していた。
ロレンソ選手が言う。
「僕らはマルコに、なぜ彼の操縦スタイルが乱暴過ぎると思うかについて説明したんですが、本人は理解してないように思います…。」
シモンチェッリ選手の回答。
「これじゃあ、まるで2カ国語で話し合ってるみたいだ。」

(日本語翻訳:La Chirico / 伊語記事 Moto.it 2011年07月01日



…ペドロサ選手の場合だと本人の携帯電話まで
プーチ・マネージャーが管理してるような気がしないでもない…


本当にムジェッロは何も起きませんように…
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POSTED COMMENT

  1. ユッキーヘイデン より:

    最新の情報ありがとうございますm(__)m
    おかげで大好きなMotoGPをより楽しく観戦できるよーになりました!!
    ペドロサ…怒ってますね…
    ホントに今回はケガなく無事レースが終わってほしいです…
    好青年シモンチェリは…メンタル面強いのカナ?弱いのカナ?謎ですね…
    これからも楽しい記事!楽しみにしてますッ!!

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