WSB『ラスコルツ重体』
イモラで悲劇。スペイン人ライダー、ホアン・ラスコルツ選手(カワサキ、27才)が四肢麻痺の危険にさらされている。
同サーキットで行なわれていたテスト第1セッション終了数分前に『TOSA』コーナーで転倒し、重傷を負ったのだ。救命措置が施され、午後2時にヘリコプターでボローニャのマッジョーレ病院へと搬送された。当初の診断では頸椎骨折の可能性があるとされ、本人に意識はあるものの自力では動けない模様。
午後4時、手術が開始されたものの、見通しに関してはいまだ伏せられたままで、かなりの重体と思われる。
(日本語翻訳:La Chirico / 伊語記事:Mediaset.it 2012年04月02日)
そして、1日経過してからのニュースがこちらです。手術自体は成功したようだったんですが…
WSB『ラスコルツ四肢麻痺』
スーパーバイクでの悲劇。ホアン・ラスコルツ選手(カワサキ)が四肢麻痺となりそうだ。6時間に及んだ手術は成功したものの、首から下に麻痺が残ることになるだろう。2日(月)のイモラテスト中、時速200kmで走行してる際にクラッシュし、第5、6頸椎を骨折していた。
依然、重篤な容態で、いまだ命の危険も除外できない状態にある。
(日本語翻訳:La Chirico / 伊語記事:Mediaset.it 2012年04月03日)
現在、ツイッターTL上ではメランドリ、エスパルガロ、コルティ選手など多くの関係者がラスコルツ選手の容態を案じており、また、スペイン報道陣は『イタリアからの報道をすぐに鵜呑みにしない』と言う姿勢を取っているようです。ちなみに、明日には地元バルセロナの病院へ搬送される予定だとか。
また、事故後、唯一テストを中断したカルロス・チェカ選手のコメントはこちらです(GPONEより)。
『テストしなければならないことはまだどっさりあったんですが、気分がすぐれず、とてもコースに戻ることはできませんでした。自分らライダーは走ることが危険なことだって分かってはいるんですが、良く知っている人間にこう言うことが起きてしまうのは受け入れがたいものなんです。』
また聞きたくないようなニュースですね。
ラスコルツ選手の命は勿論、四肢機能が回復する事を祈ります。
近年、モータースポーツの事故に関してはとても人事には思えなくなっています。
ラスコルツ選手についてはよく知りませんでしたが、彼の命と心身が救われることを心よりお祈りしたいと思います。
貴重な情報を提供してくれるのはありがたいけど、シリアスな状況に快復祈願クリックってマナー的にどうなの?。