ケヴィン・シュワンツと言えば1993年ロードレース世界選手権500ccチャンピオン。
ヴァレンティーノ・ロッシが好きなライダーにあげており、タヴッリャの町にある『VR46』ショップにはケヴィン・シュワンツのグッズも数多く販売されているのだとか…
さて、そんなシュワンツ氏に…訴訟騒ぎが起きとります。
え〜と、訴えた方ですね。
『シュワンツ:テキサスGP開催者らを告訴』
★ケヴィン・シュワンツが2013年に開催を企画していたテキサスGPのプロモーション権利に関わる食い違いで、『COTA(テキサスのオースティン・サーキット運営会社)』を相手に訴訟を開始した。
★MCNサイトによれば、シュワンツ氏は同氏が所有する『3fourTexasMGP』社を通じて、ここ数年、オースティンで世界選手権を開催すべく奔走。『COTA』およびドルナ社が10年契約を締結したはずが、『COTA』が同契約から『3fourTexasMGP』を除外しようとしていたとシュワンツ氏は訴えている。
★シュワンツ氏のコメント
「世界選手権に25年以上を捧げ、そのうち4年間は自分の州であるテキサスでの開催のために費やしてきた。この努力の結果、2011年にはCOTAとドルナの合意にこぎつけたのだ。残念ながら、現在、COTAは不法にプロジェクトから私を除外しようとしている。オースティン・サーキットの運営陣はこうして詐欺行為を犯そうとしているように思う。
本日、私は彼ら相手に訴訟を起こした。自分の権利、評判、また、モトGP自身を守るべく、そうせざるを得なかった。テキサスでモトGPが開催されるのを見たいが、COTAに利用されるわけにはいかない。更に重要なのは、私が愛しているスポーツが台無しにされそうなのに手をこまねいているわけにはいかない。」
★『COTA』社からシュワンツ氏に向け、公式コメント
「シュワンツ氏の訴状に意味はない。ドルナ自身が同氏に対し、テキサスGP開催に関し何らの契約も有していないと言っている。シュワンツ氏は当サーキットおよびテキサスでの他サーキットにおけるレース開催に関し、何らの契約も有してはいない。故に、なんら支障なく虚偽の請求を法廷および報道に提示しているのだ。私達が承知しているのは、当地でのモトGP開催が求められており、夢を実現すべく最善を尽くしていると言うことだけである」
[日本語翻訳:La Chirico / 伊語記事:MOTOGRANDPRIX 2012年09月10日記事より抜粋]
ぜひ、早々にカルメロ・エスペレータ(ドルナ社長)のコメントが欲しいとこですな…
んで、こんなゴタゴタなんのその…気力体力ともにまだまだ充実しているシュワンツさんであります。
『シュワンツ:自転車でドニントン〜ミザノまで、マルコ・シモンチェッリ追悼』
★ケヴィン・シュワンツとJamie Dobb(モトクロス世界選手権の元チャンピオン)が来週、故マルコ・シモンチェッリを追悼企画『Cycle Of Wishes』にて、イギリスのドニントンパークからイタリアのミザノ・サーキットまでの1600kmを自転車で走行する予定。
★9月9日ブリティッシュ・スーパーバイク開催直前にドニントンパーク内を1周してスタートし、4日後、モトGPウィークエンドが始まる前日にミザノ・サーキットに到着する予定。12名が全行程を走行し、また、ラスト10kmではライダーおよびパドック関係者らが合流する。途中参加者にはカル・クラッチローやブラッドリー・スミス、BBCのモトGP放送司会者マット・ロバーツ、元AMAスーパークロスのジミー・バットンらが予定されている。
[日本語翻訳:La Chirico / 伊語記事:Motoblog.it 2012年09月08日記事より抜粋]
あら、もう走ってるのね…がんばれ!シュワンツ!!クリックPrego