先日、ダニ・ペドロサ選手とアルベルト・プーチさんがちょっと別れる事になった…と言う記事をご紹介しましたが…
プーチさんの代役となるラウール・ハラさんが色々とコメントしてましたんで、面白そうな所だけ抜いてみました。
★ダニ・ペドロサと14年連れ添ったアルベルト・プーチが距離を置くこととなり、代わりにラウール・ハラが付き添う事となった。
★ハラ氏のコメント。
「【2014年の貴方の役回りは?】今年同様でしょう。唯一変わるのはアルベルト(プーチ)が今までのように常にボックスに来ないし、何か必要があれば僕が居ると言う事です。選手のそばには誰かサポート役が必要ですから…ただ、それほど変わりませんよ。僕はこれまで通りコースでダニが走るのを見て、コミュニケーション関係のサポートをして。以前よりはもう少し深く関わるかな…アルベルトがボックスに居ないわけだから。誰かが代わりをやらねばならないだろうけど、でも、チームは独自に機能してるし、それほど大きな変化はないでしょうね。
【プーチ氏は直線コースのモニターでタイムをチェックし、ピットボードの指示等していたが…】ええ、そう言う事はやらねばならないでしょうね…それからFPの進行やら、その後のコメントやら。チーフメカニック(Mike Leitner)やダニや僕で、アルベルトがやっていた事を全部やらなければ。
【プーチ氏はペドロサ選手のマネージャーを続ける?】そうです。アルベルトはマネージャーで、これからも2人は一緒ですよ。ただ、サーキットにはあまり来なくなるだけで。
【なぜペドロサ選手は8年間ホンダにいてタイトルを取れない?】ケガが多かったし…おそらく長所を開発しきれなかったとか、足りない所を伸ばせなかったとか…2年前から一緒にその辺りに手を入れてるんですけどね。
【開発しなければならない所とは…具体的には?】接触戦なんかは今まで一度も開発した事がないですね…いつも好スタートで逃げ切ってたもんだから。それに接触戦になるとしたら相手は唯1人(ロレンソ選手)だったのが、今は2人(マルケス選手が増えた)になってしまって…もしヴァレンティーノ(ロッシ)が好調なら3人相手でしょ。今や接触戦は重要ですよ。
【トレーニング方法は?】まず、頭ではっきりとイメージし、それからレースでですね。一番学習できるのはレースですしね。
【自分達で模擬レースなども?】実は試みてはいます…ライバル陣があんなレベルですからね…そう言うレベルの相手を見つけるのが至難の業だし、サーキット外(モトクロスやスーパーモタード)でのトレーニングでは難しいだろうし。でもシミュレーションをしていくつもりです…どう言う風に競り合っていくか、ライバル陣はどう言う風に競り合ってくるのか。そうすれば、少なくとも驚かなくはなるでしょ。
【ペドロサ選手は貴方のどこを高く評価したと思う?】去年から全レースついて回っているんですが、ここ2年間でダニが変わったと言う人がたくさんいるんですよ。メディアに対し、サーキット内でのあり方とか…以前よりも愛想が良くなったとか…。良い事ですよね。僕が一番にやりたいと思ってる事は、真のダニの姿を世間に知ってもらうと言う事なんです。以前はいつも素っ気なくて、あまりさらけ出しはしなかったけど、信頼できる人間がそばに居て、本来の姿を見せるサポートをしたら…彼にとって助けになるでしょ。彼は僕が言う事を信用できる…だって、それはOKだって分かってるんですから。それに僕は年代が近いですからね。ダニが28才で、僕は33才ですから。
【来季、タイトルを取らなければホンダに居られなくなるかも…】一番良いのはタイトルを取って、それから、その後の行先を決めると言うのですよね。こう言う事態は初めてじゃないから…ダニに限らず、ライダーの良いところは自分自身に集中できる事ですよね。いよいよ選択肢がなくなったら他の仕事を探すし、あるなら心配はないし。少なくとも、タイトル争いに加わることが最善でしょう。」
(Source:2013年11月30日 Diario AS記事より抜粋)
それでは、せっかくですから懐かしき日々のペドロサ&プーチさんの写真を何枚か…
[下記写真はSOLOMOTOサイトから抜粋]
プーチさんって、あまり変わりませんね!クリックPrego