『モトGPライダー、もうブリヂストンを惜しむ』
[上記写真はMediaset.itサイトより抜粋]
★ブリヂストンから2015年末でモトGPより撤退すると公表され、モトGPライダーらのコメント。
★ヴァレンティーノ・ロッシ
「僕にとっては凶報ですね。選手全員が常にもっと良いタイヤを求めているが、(ブリヂストンが)到達した品質は本当に高いものですよ。他のメーカーがこのレベルにまで達せるかどうか分かりませんね。ちょっと心配してます…2007年に初めてブリヂストンを試した時、すぐに大きな違いに気づきましたから。僕らのスポーツは2016年には大きく変わるでしょうね…新電制システム(ECU)もあるし、新タイヤに合わせてマシンを変更しなければならないでしょう。
タイヤサプライヤーを増やすと言うのにも反対はしないかなぁ…ワンメイクになった時は肯定的に受入れたけど、これまでの経験からネガティブ面も分かってきたから。改善すべきは、各マシンに最適なタイヤを用意すると言う点でしょ。パフォーマンスに関し、もっと良くすると言うのは難しいでしょうね。」
★マルク・マルケス
「物凄く驚きました…タイヤは去年よりも良くなってたもんですから、余計に。ブリヂストンは何年もかかって今のレベルに達したわけで…最初の頃は問題もありましたが。新タイヤにマシンを合わせる必要が出てきますね。でも、それは全員、同じですから。」
★カル・クラッチロー
「ライダーが常に最良の物を求めるのは当然の事です。僕はウェットコンディション用にインターミディエイトが欲しいと思いますから。今のパワーのマシンでは、スリックタイヤはかなり危険なんすよ。」
★ダニ・ペドロサ
「現在は安全面やパフォーマンス、持続性に関し、良いバランスに達してます。このレベルに達するには時間がかかりますね。新サプライヤーに向けて1番のリクエストは、安全面でしょう。その次に、僕らはパフォーマンスについて愚痴ろうかなぁと…(笑)。」
★ホルヘ・ロレンソ
「初めてブリヂストンを試した時、フロントタイヤにびっくりしたのを覚えてます…素晴らしくってね。開発に向け、できるだけ多くのライダーの意見を聞いて欲しいと思いますね。」
(Source:2014年05月01日 Gpone記事より抜粋)
[amazonjs asin=”4593586739″ locale=”JP” title=”見学!日本の大企業 ブリヂストン”]
ブリヂストンがmotoGPを2015年で撤退とは、たぁさん驚きました。
今のmotoGP機はブリヂストンの強力なエッジグリップを前提に造られています。
このようなタイヤを造れるタイヤメーカーが他にあるでしょうか?可能性あるとしたらピレリ?いや、ピレリはSBKのサプライヤーです。さすがに2つのチャンピオンシップをサポートする力はないでしょう。
ミシュラン?いや、ロードスポーツ用タイヤは出してますが、レース用は永らく開発が止まってます。
ダンロップ?ダンロップは中小排気量に特化しています。
これは大変な事だとたぁさんは思います。ブリヂストンに取って変わるメーカーが出たとしても性能を出すまでに数年必要でしょう。それまでライダーは危険に晒されます。
MM93の肘擦りも、ブリヂストンのエッジグリップあってこそです。2016年以降は簡単に拝めなくなるかもしれませんね…(;´Д`A