『ロッシ:“もう終わった”と言われていたのを撤回させられるのは良いねぇ』
[上記写真はMediaset.itより抜粋]
★ヴァレンティーノ・ロッシがル・マンGP会見で、去就について次のようにコメント。
「2013年に比べたら、僕の戦闘力はかなり高くなっていて…僕の目標はヤマハにもう2年残留だと、またはっきり言っておきます。楽しいんですよ…スペイン人選手3人とコンスタントに戦って、マシンの上でも調子が良いんです。今後の何週間か…今後のグランプリで将来について話していくつもりです。」
【1年契約の可能性はないと…】
「プロジェクトが興味深いものになるよう、2年契約が必要ですね。1年契約には関心ありません。」
【チームメイトは…】
「ホルヘ(ロレンソ)の状況の方が、僕より『オープン』ですが、僕は残留して欲しいと思ってます。彼ともう2年、ボックスを共有したいもんですねぇ。僕らは強いチームだし、僕ら一緒にヤマハのモチベーションを上げていけるでしょう。」
【今シーズン序盤の出来は?】
「出来具合には実に満足してます。このレベルまで戻すには容易じゃなかったですよ。僕の年齢(編集部注:35才)からしても、ドゥカティでのネガティブシーズンからしても、2013年に…特に後半に苦戦した事からしてもね。けっこうモチベーションにかかってきてると思うし、僕の事を『年寄り』だとか『終わった選手』だとか言っていた人の考えを改めさせられるって言うのは良いもんですね…ただ、この調子で続けて行かなければ。マルケスやペドロサ、ロレンソらと戦うのは簡単なんてもんじゃないから。
首の痛み以外は…今朝、動かなくなってしまったんですが…それ以外は調子も良いし、ヘレステストでは成果が出ていたし。今回も新シャーシを使うつもりです…ただ、違いは本当にちょっとなんですけどね。」
(2014年05月15日 Moto.it記事参照)
あの…ロッシ選手の首の痛みと言うのはですね…
まず、プレスカンファレンスで首にスカーフを巻いていたじゃないですか(一番上の写真)。
それで後から、レポーターさんに質問されていたところ…
「斜頸なんです。」と答えてました。
『寝違え』みたいな感じなんでしょうかねぇ。
ご本人は、「年を取ると…僕みたいにある程度の年齢になると、こう言う事が起きてくるもんなんですよ。」って。
『ガルブゼラ:ロッシの自信を取り戻させている』
★ロッシ選手の新チーフメカニック、シルヴァーノ・ガルブゼラ氏が『La Gazzetta dello Sport』紙に、次のようにコメント。
「目標は最初から(ロッシが)自信を持てるようなマシンを…最大限に活用できるようなマシンを用意する事でしたから。ブレーキングや新タイヤでのリズム関連にかなり手を入れて、今はヴァレンティーノも自分のマシンだって感じられるようになったみたいですね。」
【去年はロレンソ選手がヤマハの指標だったようだが…】
「ヤマハ内で、両選手への対応に何ら差はありません。届けられる機材は2人とも同じだし、両選手ともそれぞれ最良だと思う咆哮で作業を進めてますよ。」
【ヘレス戦でロッシ選手はハードタイヤを選択し成功していたが…】
「オースティン戦で悲惨な事になってしまい…その結果なんですよ。ヴァレンティーノは最大限にタイヤを活用すべく、最高の仕事をしてましたね。彼はフロントが安定していた方が良いタイプのライダーで…あのタイヤだとね、序盤で0.2〜0.3秒ほどロスしてしまうんだが、その後の挙動は安定してくるから。」
【現在はマルケス選手と言う無敵ライダーがいるが…】
「マルクは…うちにとっては残念な事に、現在、最高マシンに乗ってますから。ホンダ機の電制システム(ECU)は若干うちより上だが、うちも追いつこうと懸命に作業してますから。現在、あるものに短時間で集中できるよう頑張ってます…まだ最大限に利用し切れてないんでね。このマシンを理解するには、まだちょっと何か足りないんですよ。まぁ、やれるでしょう。」
(2014年05月15日 Omnicorse.it記事参照)
上の写真でも分かる通り、ガルブゼラさんと言えば、いつもは老眼鏡っぽい普通の『おじさん眼鏡』なんですが…
イタリア衛星放送のインタビューの時なんかは、ミラーグラスをかけてくるんですよ。
『VR46』ブランドの物なんでしょうかねぇ。ロッシ選手からのプレゼントとか…
そして、普段とのギャップがね…なかなか、お茶目な感じなんですよ。
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