え〜と…読者さんから、『スズキの移籍発表の方はどうなったの?』と言う質問ツイートをいただいてましたんで、今回、新たに出てきた情報をまとめてみました。
とりあえず、まず、アレイシ・エスパルガロ選手の方から!!
『アレイシ・エスパルガロ:第一希望はスズキ』
★アレイシ・エスパルガロがインディアナポリス会見で、スズキとの契約について次のように話した。
「ザクセンリンクではマネージャーと一緒に、複数のオファーを並べて見てましたが、ここ何日間かで、スズキからのオファーを集中的に検討していく事に決めました。
2015年に向けての僕の第一希望はスズキからの参戦です。それに関し、現在は作業を進めてますし、他からのオファーについては考えてません。今のところ、まだサインはしてないが、合意に近づいてはいってます。もちろん、ここからシーズン最終戦までチーム・フォワードと共に全力を尽くしていくつもりです。ランキング6位を確かなものにし、可能ならばもっと上げていきたいですね。」
【チーム・フォワードとの関係は…】
「マシンの戦闘力は高いし、チームは最高で家族みたいだし…ただ将来に向けては、スズキで走る事は僕にとって理想的なので。」
(2014年08月07日Bikeracing.it記事参照)
★アレイシ・エスパルガロが、ステファン・ブラドルとチーム・フォワードの契約について次のようにコメント。
「NYからインディアナポリスに移動中、ブラドルの契約の事を知りました。すぐに彼にお祝いツイートを送って、うちのチームにようこそって書いておきました。チーム・フォワードで上手くやっていけますよ…家族のようなチームですから。来年は彼を倒せるといいが。でも、それまで(契約の事は)何も知りませんでした。」
(2014年08月07日Infomotogp.com記事参照)
と言うわけで、アレイシ選手の心はもうスズキ一途で決まってるようですなんですが…
で、現在、進めている作業と言うのが…
おそらく、お金の問題。
ちょっと過去に遡ってみると…
アレイシ選手はもともと2013/2014年の2年契約をチーム・アスパーと交わしていて、2014年にチーム・フォワードで走るために違約金の問題が生じ、自腹を切ったりもしてました。
今回も、チーム・フォワードとは2014/2015年の2年契約をしてるわけですから…
また、同じ問題が生じてるわけです。
『クーツァリ:アレイシを手放す準備はできてるが…ただではない』
★ジョヴァンニ・クーツァリ(チーム・フォワード代表)が、アレイシ・エスパルガロの去就について次のように語った。
「選手の意思に反してチームに置いておくと言うのは、私のやり方ではないんでね。ライダーを走らせるには、モチベーションを上げてもらわないと。アレイシが本当は何をしたいのか…しっかり見定めたいと思ってますよ。うちのチームから出たいと言うなら、今年も違約金についての話し合いを始めないとね。」
【アレイシ選手がスズキに行きたいのなら、スズキは違約金を払うべきと?】
「契約って言うのは破毀される前提で交わされているもので…そう言う場合、常に仲裁裁定と言うものがあるでしょ…その後の違約金を決めるためのね。」
(2014年08月08日Omnicorse.it記事参照)
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クーツァリさんのコメント、日本における契約に関する考え方との違いが際立っていてとても興味深い。
お金さえ払えば契約は破ってもいい前提なのか。
そのままの意味ではなくて・・・ 当たり前のことについての質問に対して
そもそも反故されない為に契約(縛り)が存在する=破れば裁定&それに見合った制裁が存在する
ってことの言い回しの一つで誰が捻出するか知ったこっちゃないけど当然でしょ?って意味かと
そもそも何故アレイシは二年契約を結んだんでしょうか?
スズキの復帰はわかっていたわけだし、であれば、いくら戦闘力があってもオープン機よりファクトリーを選びますよね。。 自分で処理をするわけなので周りがどうこう言うわけではいんですが。。勿体無いですね。。結構な額と思いますので。