今回のインディアナポリスの木曜会見…
急な移籍を決めたクラッチロー選手のトークに、誰もが期待していたようなんですが…
意外に、あっさり、素っ気なく終わってしまったんですよねぇ。
『クラッチロー:考えを変えた…個人的な問題』
★カル・クラッチローは7月の『ワールド・ドゥカティ・ウィーク』イベントでドゥカティ残留を発表し、その後、次のようにコメントしていた。
「今、諦めたなら、もう夜に眠れないっすよ…ドゥカティは僕に対し、色々なやり方で好意も信頼も示してくれた…残留を決めて、僕の誠実さを見せたかったんですよ。」
★カル・クラッチローがインディアナポリス会見で、ホンダLCRチームへの急な移籍について次のようにコメントした。
「理由はドゥカティに説明してあります。それ以外の人間に言う必要はないでしょう。」
【思いがけない決断だったが…】
「そうですね。ホンダLCRとの合意は速かったっすね。でも、まぁ、レース業界ではある事だから。もちろん、シーズン最後の最後までドゥカティと共に全力を尽くしますよ。」
(2014年08月07日Motosprint記事参照)
そして、こちらが8月8日…FPが始まってからのクラッチロー選手のコメント。
シーズン末まで、まだまだ先は長いのに…
大丈夫でしょうかねぇ(涙)
『クラッチロー:僕の分の新エンジンはないでしょ』
★急遽、ホンダLCRへの移籍を決めたカル・クラッチローは、ドゥカティのボックス内で別居状態となっている模様。
★ドゥカティはインディアナポリスGPに、新エンジンおよび新フェアリングを用意してきているが、クラッチロー選手が次のようにコメント。
「確か、土曜日に使えることになってるはずだけど…でも、僕の分があるとは思ってませんよ。とにかく、僕はOKっすから。うちのエンジンはもう充分良いものなんで。」
★ドゥカティの方からは同件について、特になんら情報は出ていない。
★アンドレア・ドヴィツィオーゾ選手が新エンジンについて、次のようにコメント。
「新エンジンが使えて嬉しいですねぇ…それに、ムジェッロ戦の時のエンジンでしょ。苦労せずに0.2秒削れるって言うのはいつだって嬉しいもんですよ。」
(2014年08月08日Gpone記事参照)
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あまり敵を作ってmotoGP界に居場所がなくなったりしないようにしてもらいたい。またお世話になるかもしれないし。
事の詳細は分からないけど関心出来ない。まったく。
「僕の分の新エンジンはないでしょ」
そりゃあ、あるわけないでしょ。
レースだからリザルトの優劣はあっても、そもそも皆さんトップクラスの選手だからね。
良くも悪くも我は強い。
カルは自分が進むべき道をリスク込みで選んだわけで、チーム側との折衝はすべて書類内でなんとでもなる。
とことんドライでいける世界、ドライでなければ生き残れない世界といったほうがいいのかな?
当分風当たりも強いだろうけど、精進してねカルくん。