ドヴィツィオーゾPP『ストーナー以上の事がしたい』2014茂木GP

『ドヴィツィオーゾ：ストーナー以上の事ができれば』

★茂木予選で、ドゥカティ4年振りのPPを獲得したアンドレア・ドヴィツィオーゾのコメント。ドゥカティで最後にPP獲得を果したのはケーシー・ストーナー元選手。
「ケーシー（ストーナー）に近づけるのは嬉しいですね…名誉な事です。ケーシーと僕では特質がかなり違うから…コースでのケーシーは驚異的でしたよ。彼以上のものを獲得できれば良いんですが。」

【レースに向けては？】
「ここでは良いスタートが切れたし、常に上位に喰いこんでますからね。1周タイムだけじゃなく、ペースでもそうですから。レースの度に接近して行ってるが、今週末は更に近づきました。いつも思ったようにタイムが出せるし、良い手応えですね。予選もね…1回目に出走してからは、アグレッシブに行けるって事が分かってました。」

【そして、PP到達…】
「なんか特別な感じですよね…シーズン序盤には、そんな事できるとは思ってなかったけど、決定的な前進を果しました。スポーツマンとしても、個人的にも喜んでます。ライバル陣のレベルは分かってるが、表彰台目指して戦うつもりです。」

【なぜ今回、躍進できた？】
「ダッリーニャ（ゼネラルディレクター）が入ってきたことで、かなり色々と変りました。特に、会社が変りましたね。別に魔法を使ったわけじゃない…あの仕事の進め方は気に入ってます。理に叶った方法を用いてるし、経験も豊富だし。状況を理解し、進めて行けるんです。彼になら話しやすいんですよ。」

【新マシンへの期待も膨らむ？】
「それが当然でしょ…否定はしませんが、ここまでは、これまであったプロジェクトに関して作業を進めてきたんで…違いが出てくるのはGP15機でしょうから。とにかく、ここまでのダッリーニャは100点満点ですね。」

【でもドヴィツィオーゾ選手も貢献してきたでしょ…】
「けっこうね。否定はしませんよ…このレベルになるとたった1人で違いを出せるもんじゃない。僕はあらゆる面においてサポートしてきたと思ってます…開発面でも、それから、状況を把握し上手くもって行く面でもね。去年は厳しい1年だったし、僕の前に大勢が失敗してきたわけだし。ダッリーニャ同様、僕も理論的にものを考える方で…爆発型ではないですね。」

【スズキとも契約交渉をしていたが…ドゥカティ残留を決めた理由は？】
「スズキと話し合ったのは、興味を持ってもらったからで…金額を釣り上げるためじゃない。ただ、ドゥカティには2年を投資してきたんだし、結果も出てきたところだしね。選択にあたり、なにかしら迷いが生じるのは当然で…でも、ここ最近のリザルトでどんどん納得してますよ。」
（2014年10月11日Gpone記事参照）

こんな風に好調だと、管理人なんか素人だから、「あら、ドヴィさん…優勝もあり？」なんて思っちゃうんですが…
まぁ、やっぱり厳しいみたいですね。
イタリアサイトで次のような分析をしてました。

★PPを獲得したアンドレア・ドヴィツィオーゾは、レースで優勝を狙えるのか？
《ドヴィツィオーゾ本人が言う通り、難しい。FP4と言うのはレースとほとんど同じセットアップやコンディションで走るのだが、1位はホルヘ・ロレンソ、2位ダニ・ペドロサ、3位マルク・マルケスで、アンドレア・ドヴィツィオーゾはペース面では4位だった。
しかし日曜日には天候を始め、ガラリと変わってしまう可能性がある。強風により気温が下がる予報も出ている。》
（2014年10月11日Moto.it記事参照）

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