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イアンノーネ&ベルルスコーニ娘、ペドロサ重量、スミスびっくり他:2014バレンシアGPこぼれ話


『2014バレンシアGPこぼれ話』

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★11月7日(金)、ドルナによりファクトリーチーム代表3名(ホンダのリヴィオ・スッポ、ヤマハのリン・ジャーヴィス、ドゥカティのパオロ・チャバッティ)によるプレスカンファレンスが開かれた。3名とも商業的な利益を上げるべく、欧州外でのレース開催を希望した(特にインドネシア)。また、メーカー間で以下の内容の同意に向け協議が続けられている。
1、搬送費用分担を目的とするテストの開催。
2、2016年シーズンに向けてのエンジンおよび燃料の使用量。
ヤマハのリン・ジャーヴィス氏のコメント。
「うちでは今日にだって、プライベートチームにうちのソフトウェアを提供する事は可能です。しかし、使いこなせないでしょう…あまりにも複雑すぎるもんですから。2016年に向け、システムの簡略化が必要でしょう…安全性を維持しつつね。」

★ドルナ社より、2016年から再びオーストリアのツェルトベクでグランプリが開催されると発表された。同グランプリでは、1996年にヴァレンティーノ・ロッシが初表彰台を獲得している(※125ccクラス3位、アプリリア機)。詳細については未定だが、現在のヨーロッパ戦のどれかが代わりに撤退する模様。

★全モトGP機に搭載されているオンボードカメラは、わずか800gほどだが、それでもマシンの重量には影響を及ぼしている。このため、各チームはオンボードカメラを搭載しない際は、代わりに同重量の鉛を積み、セッティングに支障がないようにしている。

★12月13日、マルケス兄弟とエステヴェ・ラバトがトロイ・ベイリスや元著名ライダーらと共に、毎年恒例のダートトラックレース『Superprestigio』に参加する。マルク・マルケスは今年のミザの戦後、ヴァレンティーノ・ロッシの『ランチ(私設コース)』を訪れた際、ロッシ選手も同レースに参加するよう説き伏せていたが、実現はしなかった。
マルク・マルケスのコメント。
「レースまでにきちんと準備できるようにトレーニングできると良いんですが。去年なんか、モトGPレースよりピリピリしてしまって。モトGPだったら、ある意味、自分で状況をチェックできるけど、あっちの方は何が起きるか分からないんで。今年は上手くやりたいですねぇ(※去年も最速ではあったが)。」

★これまでモトGP機の最低重量が増してきていたが、ダニ・ペドロサがそれがいかに不利だったかを激白した。また、重量減少についても4kgは下げるべきと主張している。
「僕が(モトGPに)出るようになってから、重量は毎年2kgずつ上がっていき、148kgだったのが160kgにまでなったんです。特にブレーキングの感じが変って…まるで後ろに誰か乗せてるみたいなんですよ。」

★11月8日の予選は特に風が強く、アンドレア・ドヴィツィオーゾが次のように説明した。
「最終コーナーから第1コーナーまでは風向きが順行なんで、ブレーキング地点が全て変ってしまってね。直線コース後、左折のハードブレーキングでは本来よりもかなり早めにブレーキをかけなければならなくて…第1コーナーも第2コーナーも外側に押し出される感じでした。ヴァレンシアのコースはスピードはそれほど大した事はないけど、風が特別に厄介でね…タイヤエッジにけっこう乗ってるもんだから。」
2014年11月10日Moto.it記事参照)


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★ヴァレンシア最終戦の予選後、アンドレア・イアンノーネのピットボックスを、サッカーセリエAチームの『ミラン』の代表取締役で、シルヴィオ・ベルルスコーニ元首相の娘バルバラさん(上記写真)が訪れた。イアンノーネ選手は今回、かねてよりファンである『ミラン』のシンボルカラー(赤と黒)を施した特製ヘルメットを着用し、予選2位の好成績をおさめた。
2014年11月08日SKY.it記事参照)



★PBMチームがロードレース世界選手権より撤退した。

★ブラッドリー・スミスが第8コーナーでコースアウトした際、スミス選手が違反操縦でコースに戻るのを阻止しようとマーシャルの一人がタックルをかけてきた。スミス選手は転倒し、同マーシャルには罰金が科せられた。
2014年11月10日Gpone記事参照)



★カル・クラッチローはシーズン終盤の好成績をもっと早くから出せていたら、ドゥカティからホンダLCRへの移籍は決断しなかったのか?
クラッチロー選手のコメント。
「やっぱり同じ決断をしたでしょうね。僕のキャリアにとってはホンダで2年やる方が良いと思うすよ。僕とジジ・ダッリーニャ(ドゥカティ・ゼネラルディレクター)は当初は、あまり息の合った仕事振りでもなかったし…でも、終盤は状況ががらりと好転して…お互いの事がもっと良く分かってきてね。ドゥカティの戦闘力は絶対上がっていくだろうけど、僕は然るべき選択をしたと思ってます。」
2014年11月09日Moto.it記事参照)



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