『2015 ル・マン モトGP FP3トピックス』
★5月16日、ロードレース世界選手権ル・マン戦、モトGPクラスのフリープラクティス3が行なわれた。
★首位は、スペイン人のホルヘ・ロレンソ(ヤマハファクトリー)が記録した1分32秒647。ペースも1分33秒台と驚異的。最後の出走で前後に柔らかめのタイヤを履き最高タイムを記録。なお、昨年のマルク・マルケスによるPPタイムは1分32秒042。
★2位は肩の負傷を抱えつつ、エクストラソフトタイヤを使用したアンドレア・イアンノーネ(ドゥカティファクトリー、+0.371)。
★3位はカル・クラッチロー(ホンダLCR、+0.479)で、ヘレステストで試した新スイングアームを使用。
★ホンダファクトリー組は多少の問題があり、マルク・マルケスが6位(+0.870)、ダニ・ペドロサが7位(+0.950)。ペドロサ選手は前腕の手術後なので仕方がないとして、マルケス選手の方はコーナー進入での問題が顕著であり、複数回において走行ラインから外れていた。マルケス選手はユーズドタイヤで長距離走行をし、レース後半に向けて作業を進めていた。
★ヴァレンティーノ・ロッシは10位(ヤマハファクトリー、+1.135)。ユーズドタイヤでしばらく作業を進め、ペースは1分34秒前半に達したものの、セッション終盤は新タイヤを試したが改善は見られなかった。特にフロントに問題が生じており、タイムが上がらない。FP総合は9位。
★アレイシ・エスパルガロ(スズキファクトリー、14位、+1.567)が『Chapelle』コーナーの進入で激しいハイサイド転倒を喫した。その後は出走せず、予選1への参加はまぬがれない模様。検査の結果、骨折はしていないが、背中と右手に激しい痛みがあり、腫れている。FP4および予選には参加する。
(2015年5月16日『Gpone』記事参照)
『2015 ル・マン モトGP FP3リザルト』
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