『ヴィニャーレス:笑顔でスズキにさよなら』
★11月13日(日)ヴァレンシアGP、今回がスズキでの最後の参戦となったマーヴェリック・ヴィニャーレスが5位でゴールした。なお、総合順位は4位。来季はヤマハファクトリー。
★クールダウンラップでは今季バルセロナ戦で亡くなったルイス・サロムを追悼し、『39』の旗を掲げて走った。
★ヴィニャーレス選手のコメント。
「正直なところ、もう少し期待してたんですけどね。実際、表彰台も可能だろうって思ってたんです。でも、ペースが出なかった。序盤、プッシュしようと頑張ったが、かなり苦戦してしまって。」
【ヴィニャーレス選手も別れの時…】
「この2年間、スズキと一緒にベストな作業ができました。昨シーズンのことを思えば、大きな前進を遂げましたよ。表彰台争いができるぐらい安定してるってところを証明してね。」
【最後は少々苦い後味となったが…】
「自慢できるほど素晴らしい人達と一緒に働いてこれたんですからね。素晴らしい気分で去って行けますよ。」
★チームメイトのアレイシ・エスパルガロは8位でゴールし、総合11位となった。同選手もスズキでの参戦は今回が最後となる。来季はアプリリアファクトリー。
★エスパルガロ選手のコメント。
「スタートで下がってしまい、順位をいくつか挽回しなければなりませんでした。必要以上に苦労してしまってね。抜いて行くのが本当に難しくって、レース序盤では過度なリスクは取りたくなかったんです。そのうえ、フロントの方でもちょっと苦戦してしまって。とにかく、好リズムは維持できました。」
【8位ゴールの評価は?】
「ポジティブな結果だと思います。もちろん、もう少し上に行けてたはずなんですけどね。」
【エスパルガロ選手も別れの時…】
「ここのファミリーと別れるのは残念です。かなり野心的なプロジェクトをやってきたものですから。この2年間、僕は110%の力で頑張り、最大限の努力をしてきました。自分の仕事を完成させないで去るのは辛いですけどね。」
(2016年11月13日『Gpone』記事参照)
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