『ジベルナウ:ある面においてマルケスはロッシを彷彿させる』
★ここ30年間のモトGP史についての書籍『A 300 per hora – Dos periodistas de Catalunya Radio por los circuitos de MotoGP – (時速300km – カタルーニャ・ラジオ記者2名によるモトGPサーキット – )』が、『Viena Ediciones』より出版される。
★同書のなかでセテ・ジベルナウ元選手が、現役時代のヴァレンティーノ・ロッシとのライバル関係について次のように語った。
【2005年ヘレス戦など、ロッシ選手の強引なライディングについては?】
「あの当時は、自分自身の価値観や信条、教養などを駆使し、色々なことを上手く行おうと頑張ってました。自分自身の行いについて、僕は大変誇りに思ってます。」
【ロッシ選手と戦うことは、何を意味する?】
「僕らは一人の破格ライダー相手に戦い、実に素晴らしいことを成し遂げました。2輪レース史における一番と言ってもいいかもしれない。ああ言う破格ライダーと一騎打ちをしたってことは、誇りにできる思い出として残るでしょう。」
【ロッシ選手は38才で、いまだに上位で戦っているが…】
「彼は実に楽しんで続けてますよ。そう言う気持ちを失った時期もあるのかもしれないが、でも、また持ち直しましたよね。」
【マルケス選手については?】
「持って生まれた意欲の塊ですね。」
【マルケス選手は、初期の頃のアレックス・クリヴィレー選手を彷彿させる?】
「ある面においては、むしろヴァレンティーノ(ロッシ)を彷彿させますね。」
【ヴィニャーレス選手については?】
「ロレンソとマルケスの混合タイプでしょ。この2人の特色をちょっとずつ持ち合わせてますよ。あの生まれ持った才能で、ヴァレのチームメイトとして上手くやっていけるのかどうか今年は見ものですね。」
(※同記事は3/18付けのものです)
【今年はペドロサ選手のコーチ役としてレースに同行するが…】
「生粋の才能の持ち主ですよ。あとは、また期待を胸いっぱいに抱けるかどうかにかかっているでしょう。またそれができるなら、100%タイトル候補になれるでしょうね。」
(2017年03月18日『Marca』記事参照)
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