『ロッシ:勝てそうな時は挑まなければ』
★5月21日(日)ル・マン決勝戦、ヴァレンティーノ・ロッシ(ヤマハファクトリー)が優勝争いの最中、最終ラップで2回ミスをし、転倒リタイヤとなった。なお、これで総合首位から総合3位に降格した。
★ロッシ選手のコメント。
「本当にもったいなかった。今回は僕にとってもチームにとっても、今シーズン最高の週末だったんです。ドライでもウェットでも高い戦闘力で行けてたし、特に、レースでの戦闘力が高かったのに。超難関レースで、リズムも上がりまくっていたけど、良い手応えだったんです。攻めていけてたんですよ。」
【なにが起きたの?】
「第6コーナーでミスって、若干速く入ってしまったんです。多分、時速1kmは速かったかなぁ。でも、それだけでも膨らんでしまうには充分でね。」
【そして、ヴィニャーレス選手に抜かれてしまった…】
「ええ。ただ、抜き返すチャンスがあることは分かってました。僕はスピードも出てたし、特に、最終セクターで速かったから。そしたら…いったい何が起きたのか良く分からないんですよ。データを見ても分からないんだが…リアが流れてしまったんです。限界を超えていた風でもなかったのに。ただ、僕としては、転倒したってことはミスをしたからだって考えなんでね。一番大きなミスは最初の方ですよ(※第6コーナーで膨らんだこと)。2回目のミスは…転倒は、その結果にすぎないから。」
【高くついてしまったが…】
「ゼロポイントで終えるなんて残念ですよ。優勝できなかったってことも残念だけど、タイトル争いに向けてもね。まぁ、今週末は絶好調だったってことで、重要なのは今後のレースだから。このマシンでこんなに良い操縦ができたのは初めてなんですよ。」
【無理をしすぎてしまったと思う?】
「完璧なレースだったんです。ラスト6コーナーってところまで、勝利の気配を感じてました。(転倒後、)再スタートも切れなくってねぇ。何ポイントかでも取れてただろうに。」
【歌手のジョヴァノッティがツイッターに『(ロッシは)1位になれそうなら、2位になんかなりたくないんだ』と書いていたが…】
「有り難いですね(笑)。今日は勝てるって感じた日は、挑んでいかなければならないものでしょ。そうじゃなければ、自分で自分を許せなくなってしまう。今日、僕は挑んでいきました。繰り返しますが、このマシンでこんなに強い操縦ができたのは初めてなんですよ。今後のレースでもそう言う走りができたらと思ってます。」
【それがせめてもの慰めになる?】
「レースは14時45分に終わるもので、ゴール3つ前のコーナーでミスってしまったら、その週末ずっと調子が良かったことなんてどうでも良いわけでね。これはスポーツなんだから。」
【転倒の瞬間まで、すべてコントロールできていた?】
「レース中盤までフロントがかなり動いていて、肩の力を抜いて乗るようにしてました。でも、終盤は状況が好転してね。1’32”6”を出せるなんて、良いサプライズですよ。」
【ゴールまで2周と言うところで、ヴィニャーレス選手がショートカットしていたが…】
「あの瞬間は気づかなかったが、あれのおかげで接近してこれたでしょ。1秒なら無理だけど、もし0.4秒差でゴールしてたなら話は変わってたかもね。ただ、あのショートカットで大きな違いが出たってことはないですよ。」
【ザルコ選手がまたまた大活躍していたが…】
「けっこう強いですよね。ライバルの1人ですよ。」
【次はムジェッロだが…】
「今日、もし優勝してたなら、やる気満々で向かって行ったでしょうね。まぁ、今日の敗北のせいで、やっぱりやる気満々ってとこかな(笑)。」
(2017年05月21日『Gpone』記事参照)
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次だ、次、次(指くるくるくるくるくるくるくるくる)!
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期待してまっせ!
ん〜、ぽじてぃぶぅ〜❤️
マーヴェリックを屠るはずが、自ら散華するはめにw