MotoGP

D.ペドロサ:重量規制案に大反論「あと10cm背が高ければ…」

モトGP『ペドロサが重量規制を批判』




ライダーになって以来ずっとダニ・ペドロサ選手には、軽量さゆえのプラス・マイナスがつきまとっている。
現在、モトGPクラスにおいても、また重量規制のことを心配しなければならないかもしれないのだ。もし、同規制が取り入れられたならば、不利になることは目に見えている。まぁ、まだ色々と意見はまとまっていないのだが。
本日、選手ら何名かより(ヴァレンティーノ・ロッシマルコ・シモンチェッリを含む)、この『マシン+選手の重量に下限を設ける』案の承認が求められた。

ロッシおよびシモンチェッリ選手が声を大にして訴えているのは、現行のマシンに、特に燃料21リットルのレギュレーションが施行されていると燃費問題において軽量選手が有利だと言う点。
例えば、72kgのシモンチェッリ選手とペドロサ選手の間には21kgの差があり、チーム『グレシーニ』のテクニカルスタッフによれば、この体重差は大きな燃費の差を生み出し、完走するためには馬力を抑えるしかなくなるとのこと。
しかし、ペドロサ選手のような軽量級からすれば、コーナーにおいて発揮できる人力が乏しいとも言えるのだ。ペドロサ選手も、まさにこの点を指摘している。

ペドロサ選手のコメントは次のとおり。
「この件には、僕のライダー人生でずっと、付きまとわれています。250ccクラスの時は、小さすぎるからマシンなんて操縦できないって皆から言われ、僕が優勝し始めたら今度は体重が軽いから非常に有利なんだって言われ出して。今度は、モトGPでまた同じ事でしょ。もう本当にうんざりしてるんです!まるで僕が前の方を走ってるのを不愉快に感じてる人達がいるみたいですよね。そんなことってあるんでしょうかね。僕は黙って作業を続けるしかなかったんです。だって、確かに直線コースでの加速では有利なんですからね。でも、皆さん忘れてるようですけど、コーナーではグリップが足りなくって、他の選手のようなブレーキングはできないんです。体重が軽いもんですから。他の選手のように手足だって長くないし、身体の大きな選手がやるような荷重配分だって出来ないんです。昔は、あと10cm背が高くなってくれれば…って願ってましたよ。そうしたらライディング・ポジションだってもっと改良できるんですから。もし、もっと背が高かったら自分の体をもっと活用できただろうし、マシンのフロント・リアへの荷重移動だって出来たんだ。でも、今できるのは体重をマシンの前に持ってくるか、中・後ろに持ってくるかのどちらかだけで、他の選手みたいに、それを全部同時にやるなんてことは出来ないんです。」

しかし、ニッキー・ヘイデン選手は、(かつてのチームメイトである)ペドロサ選手に同意はできないと言う。
「軽量級の選手には有利な面があるし、最重要である燃費の点で差が出ますよね。僕がダニと同じチームで走っていた時、僕の方がガソリンは喰っていたし、21リットル規制が始まってからは常に制限付きで走ってるんです。重量級の選手にはもっとトラクションを与えたって言いわけでね。それにコーナー出口について言うなら、軽量級の方が有利でしょ。カタール戦での最終コーナーのことを考えてみてくださいよ。T4で誰が一番速かったのかをね。しつこく言いますが、燃費は最重要問題だし、それにタイヤの消耗だって。重量級の選手はタイヤの消耗だって早いんですから。」

(日本語翻訳:La Chirico / 伊語記事: Motograndprix 2011年04月14日



確かにペドロサとシモンチェッリが並んで立っていると…
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POSTED COMMENT

  1. machcat より:

    基本的にはペドロサの方に理があると思いますね。 生まれ持った身体的メリットはプラスマイナスで働くのは仕方ない事。

    一番の解決策はガソリンの積載量の増加だと思うんですけどね。 それなら軽量級の選手は重量的なメリットもあるし、重量級の選手も馬力で問題にならないでしょうしね。

    • chirico より:

      machcatさん、私としては、ぜひカピロッシの意見も聞きたいところなんですが、普段はご意見番なのに今回は珍しく全然出てこないんですよねぇ…。
      ロッシも調子が悪いうえに、シモンチェッリと言う大きな味方が出てきたから急に言い始めたんでしょうかね。

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