モトGP『バウティスタ:ドゥカティ2台と大激戦』
シーズン開幕は幸先最悪だった。
できる改良はし尽くした…と言うマシンはネット上に数枚の写真が掲載されただけで、たった1人のライダーは開幕レースのカタール戦で骨折、次戦は休場を余儀なくされた。リズラ・チームのスタッフ陣も、ザクセンリンクのコースで終始ドゥカティワークス2台と戦い続けたのが、よもや自分達のライダーであるアルバロ・バウティスタだとは目を疑ったに違いない。
オーバーテイク三昧の目を見張る対決。最後まで結果が分からない中、ヘイデン選手をロッシ選手を淘汰しチェッカーフラッグを切ったのはスズキのライダーだったのだ。
今シーズンでは、これで2度目のことだ。シルバーストーン戦でもバウティスタ選手はウェットの中、ロッシ選手を抜くことに成功しているのだ。
バウティスタ選手のコメント
「今日のリザルトには満足しています。面白いレースだったし、結果も喜ばしいものだし。スタートがなかなか良かったので、良いポジションにつくことができました。トップ陣の真後ろでね。ただ、ずっと彼らに付いて行くことはできなかったけど。ドゥカティの両選手と一緒に大変楽しめました。最後、ロッシ選手とヘイデン選手を抜くのは本当に厳しかったです。二人共、ものすごいブレーキングでね。ストレートの最後でロッシ選手を抜いた後、ヘイデン選手のライン上を追って走って、ラストの2コーナーまで辛抱しました。そこならパスするチャンスがあるかもしれないって分かってたんで。第12コーナーでパスするには自分の全てを賭けてブレーキングしなきゃならなかったんですが、少し膨らんで失速してしまいました。最終コーナーでヘイデン選手に抜き返されたんですけど、彼があまりに速く進入してしまったようで、出口でまた抜き返したんです。次戦も、この方向性で作業を進めてトップ陣に近づければ良いんですがね。」
(日本語翻訳:La Chirico / 伊語記事:Gpone 2011年07月17日)
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カタールで骨折した際
まずは現地で治療せざるを得ず、その後、スペインに帰国し
主治医の顔を見た途端に泣き出してしまったバウティスタ選手…
これまでの苦労が報われて良かったですね。
ロッシの苦労も報われますように…クリックPrego
バウティスタすごかったですね!!
開発費も少なくてはチームが苦しい中、大健闘だったと思います!!
『来季はプライベートチームで参戦??』なんて噂も見た事があったので、大きく流れが変わったのではないでしょうかね??
この調子でセカンドグループを盛り上げて欲しいです!!
ロッシはトップ集団に食らいつくまで調子を上げて欲しいです!!
バージェスさん、早くマシンを見て上げて!!