MotoGP

ロレンソがスピースに合図した理由

モトGP『アラゴンGP:上位3名コメント』




アラゴンGPはペドロサ選手があがき、ロレンソ選手が可能な限りを尽くしたものの、ストーナー選手が全てを仕切って幕を閉じた。以下が上位3名のコメントである。

ケーシー・ストーナー選手のコメント
「レース前は、すっかり寛いだ気分でしたね。スタートしたなら、落着いて勝ちに行けるって感じでね 。ここのサーキットは全体的に僕にしっくりきました。予選の時からね。今はホンダ機のことも良く分かったし、どんな風にレスポンスしてくるとかね。だから、レースだけに集中できるんですよ。実はレース序盤でプッシュし始めた時、タイヤを最大限活用できたんですよ。総合順位44ポイント差って言うのは、なかなかのものですが、でも、いつ何が起きるか分かりませんからね。現在は、ミザノ戦までのポイント差に戻せたけど、まだ2戦残ってるし。僕はレースで勝ちたいだけなんです。ただ、ホルヘは非常に強いライダーだし、打ち破るのは難しいですよ。」

ダニ・ペドロサ選手のコメント
「シーズン序盤で良いリザルトが出せると思ってたんですが、ただ、ケーシーが非常に強いってことも分かってました。ここ最近の3レースでは2位を取ってきたし、今後も良いリザルトを出せればと思ってます。ここではケーシーがずっと強かったですね。彼を打ち破るのは無理でした。ケーシーは昨日からコース序盤で僕より速くて、0.3秒の差をつけられてました。T1コーナーでいつも失速してしまって、それを挽回できなかったんです。」

ホルヘ・ロレンソ選手のコメント
「今年、実際には僕らは44ポイント以上離されてるんだと思いますよ。ケーシーは明らかに一枚上手ですから。突然の異変でもない限り、今年、僕らが取れるのは最高で2位でしょ。不動のナンバー1でしょ。今年のケーシーはタイトルに相応しいと思うしね。多くのレースでベストな結果を出しているし、彼自身が何かしでかさない限りは彼のものでしょ。今年、うちに勝利はありません。安定感がないですからね。スピース選手を抜いた時は、僕の後ろをついて来いって言いたかったんです。一緒にペドロサ選手にオーバーテイクを仕掛けるためにね。」


(日本語翻訳:La Chirico / 伊語記事:Motosprint 2011年09月18日





イタリア1放送では、ロレンソ選手がスピース選手を追い越した際、
片手でなにか合図を送っていた映像が何度か流され、解説者らも色々と話題にしてたんですよ。


スピース選手の意見も聞いてみたい…クリックPrego

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