モトGP『スッポ:ストーナーはドゥカティでもホンダでも正真正銘の怪物』
モトGPクラスで2回タイトルを取ったのも偶然ではない。特に、異なるメーカーのマシンで。ケーシー・ストーナーがそれを成し遂げ、ひ弱だの、ライバル達より格下ダのと言う噂をぬぐい去ったのだ。
ストーナー選手を信頼してやまないのがホンダHRCのチームマネージャーを務めるリヴィオ・スッポ氏。なんと言っても今年、17レースで10回優勝、6回表彰台と言う快挙を成し遂げたライダーなのだから(唯一、表彰台に上がれなかったのはシーズン序盤でヴァレンティーノ・ロッシの転倒に巻き込まれたレースのみ)。
既にホンダRC212V機を乗りこなす『コツ』を心得ているチームメイトら、ダニ・ペドロサやアンドレア・ドヴィツィオーゾらに、ストーナー選手はほとんどのレースで先行していた。
そう思わせるよう、スッポ氏が仕向けているのではない。ストーナー選手は怪物であり、何度もそのことを証明してみせたのだ。
「ケーシーが初めてホンダ機に乗った時、すぐにどんな感じがかが分かりました。メカニックやエンジニアをポジティブな気分にさせ、その後はモチベーションも上げさせながらね。
パドックに出入りしている者の多くは、2008〜2010年にもストーナー選手の速さが分かっていたと思います。ブリヂストンタイヤやドゥカティ・エンジンのお陰だけではなくね。今年のヴァレンティーノ・ロッシのドゥカティでのリザルトを見れば全て明らかじゃないですか。懐疑的な連中にだって、今やケーシーが桁外れのライダーなことは明らかで、その速さを認めないわけにはいかないでしょ。ホルヘ・ロレンソやダニ・ペドロサは現在乗ってるマシンのことを掌握していたけれど、ストーナーはそうじゃなかったんですから。」
(日本語翻訳:La Chirico / 伊語記事:Motoblog.it 2011年12月17日)
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スッポさん、今がチャンスとばかりに語りまくってますね…
ストーナー選手、速いのは分かったから、『一人旅走行』だけはやめてね…クリックPrego
ストーナーは昔から速かった。問題は飛ばしすぎる事だった。 それで転倒してたのは昔からGP見てれば分かる。
今のストーナーは速くなったんじゃなくて強くなった。 どこでどのくらいの力を出せば良いか知った訳で、それは成長するって事と同義なんだと思う。
ロッシは昔から速さより強さの方が目立つライダーでメンタル面を上手く突く。 それにやられるとロッシに苦手意識を持ってしまって勝てなくなる構図。 まぁ~メンタル攻撃するにはそれなりのスピードが要るのは事実なんですけどね・・w