SuperBike

芳賀紀行BSB移籍『ヤマハ復帰は家族の元へ戻るよう』

SBK『BSB芳賀紀行、スワン・ヤマハと正式契約』




スーパーバイク世界選手権の伝説が今、ブリティッシュ・スーパーバイクを襲撃する。
芳賀紀行選手が2月10日、ショーン・ミューア率いるスワン・ヤマハチームからトミー・ヒル選手と組んで2012年BSBに参戦することで合意に達した。
ケガで療養となったイアン・ハッチンソン選手の代理を務めることなったのだが、ハッチンソン選手は2010年マン島TTレース5戦5勝の猛者であり、今回のドクターストップはおよそ3ヶ月以上に及ぶと見られている。

『Nitronori』こと芳賀はスーパーバイク世界選手権で3度総合2位を獲得しており(ヤマハで2000&2007年、ドゥカティで2009年)、2009〜2010年にはドゥカティワークスから、また2011年にはアプリリア機を駆ってパタ・チームから参戦、今回は3年振りのヤマハであり、英国スーパーバイクのタイトルと共に重要な何かを求めつつの復帰となるのだ。
なお、同選手権には2004年にDucati Renegadeチームよりワイルドカードで数回参戦しており、下記写真のような経験もしている(オールトン・パーク、レース前の周回で炎上したVince Whittleのマシンを、芳賀選手が間一髪で避けた)。




芳賀選手のコメント
「僕にとっては新たな挑戦です。スワン・ヤマハでの新シーズンを迎える準備は万端です。何年も同じ選手権で走り続けた後でもあり、まるで新たなスタートのように感じてます。ブリティッシュ・スーパーバイクは大変な成長を遂げてきました。僕は英国ファンからの相当なバックアップに恵まれ、この選手権で戦うと言う考えにはすぐに惹かれました。
僕にとってヤマハ復帰と言う以上に、何年も走り続け、数多の勝利を得てきたメーカーへの復帰なわけで、ほとんど家族の元へ戻るような気持ちです。スーパーバイク世界選手権ではヤマハで多くのレースに勝利してきました。そして今度はBSBでもそうありたいと願ってます。
イギリスのサーキットも同選手権についてもあまり良く知りませんが、ファンの皆さんのためにも、僕自身の、そしてヤマハのためにも好リザルト目指してベストを尽くしてゆきます。かなり早くからテストを始める予定ですが、今シーズンに向けての待望を思えば、もう本当にコースに戻りたくて堪りません。
最後に、イアン・ハッチンソン選手が早々に快復できるようお見舞いの言葉を送りたいと思います。」

また、SMR Performanceおよびスワン・ヤマハチームを率いるショーン・ミューア氏が、オートバイレース界の星『Nitronori』起用についての理由を次のように話している。
「当チームにとっては厳しい状況でした。ハッチンソン選手のケガにより、同レベルの選手を探さなければならなくなってしまいましたが、ノリユキ以上にベストな選択はあり得ませんでした。当チームの一員になってくれたことに大変に満足していますし、一緒に作業にかかるのが楽しみでなりません。ノリユキはスーパーバイクでもヤマハでも豊かな経験を有しており、なおかつ、BSBで走り、そして勝つための全てを有していると思ってます。」


(日本語翻訳:La Chirico / 伊語記事 bikeracing.it 2012年02月13日


炎の中から出てきた芳賀選手…仮面ライダーみたいですぅ!



芳賀選手に、大・大・大応援!!クリックPrego

人気ブログランキングへ

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

 

ITATWAGP | イタたわGP