MotoGP

V.ロッシ:ドゥカティに不満ぶちまけ独占インタビュー【前編】

モトGP『Motosprint誌ロッシ独占インタビューをSolomoto誌が掲載』




スペイン『Solo Moto』誌が先週火曜日に発刊された週刊誌に、ヴァレンティーノ・ロッシ独占インタビューを掲載した。オリジナルはイタリア『Motosprint』誌に掲載されたもので、聞き手は同選手の自伝書をも手がけたエンリコ・ボルギ記者。当然のことながら、世界選手権のパドック内においてロッシ選手に大接近が可能なジャーナリストだ。

多くの読者の希望に応え、当『Motocuatro』サイトでは『Solo Moto』誌に掲載されたインタビュー抜粋をご紹介しつつ、ぜひキオスクへ赴き、内容豊かな同誌最新号の購入をお勧めしたい。ロッシ選手の真意を10ページに渡って堪能できるのだから。

インタビュー記事:エンリコ・ボルギ / ボルハ・ゴンザレス

ずいぶん前から、世界中が慣れ親しんできた一連の行動を取っていないようだけど、どうしてですか?
「このマシンに乗り始めて以来、一度も乗り心地が良かったことがないからですよ…つまり、100%の力を発揮できるような状態になったことがないと言うか、自分のライディングを最大限に出せたことがないと言うか。このスポーツって言うのは、使ってるマシンから完璧なフィーリングが得られなければ、あらゆることが難しくなってしまうわけでね。しかも、自分が100%の操縦ができないだけじゃなく、他の選手がそれ以上の操縦をしてるわけだし。」

なぜ、このマシンでは際立った走りができないのですか?
「いまだ探求してるわけですよ、その理由をね。」

1年半が過ぎた今でも?
「本当に限界ギリギリの操縦ができないんですよ…それに関してはマシンに乗った時、手にとるように分かりますね。別にね…“あぁ〜良い走りをしたなぁ!”って言いながら、タイムを見たらむかついたって話じゃない。走ってる間にもう分かるんですよ…あぁ、遅いなってね。」

[…中略…]

ロッシ選手がライディング・スタイルを変えられないでいると言うのも一目瞭然なんですが、しかし、今まではどんなマシンでも乗りこなしてきましたよね。
「これまで各クラス、色々なマシンに乗ってきたけど、ライディングスタイルは大体いつも同じだったんですよ。僕のスタイルは進歩はしてきたけど、基本的には常に同じですから。2004年にヤマハ機に初めて乗ってみた時、ホンダとそう変わらなかったですしね。ただ、もっと遅かっただけ…つまり、ちょっと下回ってはいましたけどね。例えばシャーシとか優れてる所もあったし、劣っている所もあった…でも、全部差し引きしてみれば、そう違いのあるマシンじゃなかった。それが今は、このマシンン走らせるのに一苦労ですよ…かなり違ってるんでね。」

日本機に11年間…そのうちヤマハに7年間乗ったわけですが、そのせいでライディング・スタイルが変わったと言うようなことは?
「それはないでしょう。僕にとっての一番の問題は、ドゥカティ機では限界まで操縦できないってこと…つまり、100%の実力が発揮できないんですよ。そのせいで僕が…僕らが期待してるような…当然、皆から期待されてるようなリザルトが出せないんであって。」

しかし、ヴァレンティーノ・ロッシともあろう者が、そんな説明では済まされないでしょう。一体どんなことがあったら、ここまで状況が一変するものですか?
「まず第一に特筆すべきはロレンソとストーナーの両選手ですね。それにペドロサ選手も。この3人の走りが非常に強いんですよ。これは1つの事実ですね。それから、タイヤがワンメイクになってから各マシンの操縦法が変わったんですよ。不自然な操縦法にね。」

不自然と言うと?
「ブリヂストンの作るタイヤが、ある時点から、最大バンク角でのグリップがなくなってしまったんですよ…2008年まで僕が使ってきたタイヤのようにはね。」

詳しく説明してください。
「ワンメイク規制によりタイヤが変わってしまったんです。バンク角が深くなった時のグリップが若干減ったんです。僕としては、この点がここ何年かにおける技術面での最大の違いだと思いますが。」

そのせいでモトGP機の操縦法が変わってきたのでしょうか?
「その通り。操縦の仕方が変わってるのは一目瞭然。つまり、角ばってるんですよね(コーナーに入ったらマシンを止め起こして加速し、弧を描く代わりに角をつけて曲がる)。」

ストーナー選手の操縦法ですね。
「そう。ペドロサ選手もそうだし…多分、最初にやり始めたんじゃないかな。ダニにとっては、そうせざるを得なかったって言うのもありますよね。小柄な体格を最大限に生かすために、ああ言うスタイルをあみ出したわけでね。」

[…中略…]

と言うことは、エンジンが変わったことに問題はないわけですか?
「800だろうが1000だろうが全く変わりないですよ。今となっては電系システムだって、それほど大きな影響はないし。技術的な大きな違いって言うのはタイヤにあって…かなりバンクした時、以前はグリップがあったからもっと自然な操縦ができたんですよ…最大バンク角の時点から加速してゆくようなね。それが今はコーナー中盤でマシンを立て直すってのが非常に重要でね。で、アクセルを開けてそれをやるわけ…最大限に加速を利用するのに、まずアクセルを完全に開けながらね。」

しかし、ヤマハ機はコーナーでかなりスムースな感じですが。少なくとも端からみてる分には…。
「ヤマハ機はもっと弧を描いてコーナーを曲がりますね。ホンダ機のような誇張された感じはないですから。だけど今ではロレンソ選手やスピース選手だって、そんな風に乗ってますよ。各選手、各々の乗り方があるわけだけど、あの2人もそう言う風にしてますよね。」

なぜロッシ選手にはそれができないのですか?
「うちのエンジンは乱暴すぎてね。素早く、迷いなく開けられなくて…マシンが不安定になるんですよ。」

その点に関し、どうすべきだと?
「このまま集中して、適切なやり方で作業を進めてゆくこと。基本的な問題は2つなんですよ。」

[ 後編に続く ]

(日本語翻訳:La Chirico / 西語記事:Motocuatro.com 2012年04月21日



えぇ〜と、一応、管理人は同インタビューのオリジナルが掲載された『Motosprint』誌の方を買ってるってことで…(笑)



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