モトGP『コーリン・エドワーズ復帰急がず』
昨年、コーリン・エドワーズ(フォワード・レーシング)と言えば鎖骨骨折から電光石火で治癒したことが知られている。バルセロナでの事故からわずか2週間後のシルバーストーン戦では再びTech3 ヤマハ機を駆り、表彰台にまで上がっているのだ。
しかし、今回の鎖骨骨折に対し『テキサス・トルネード』ことエドワーズ選手は最大限の慎重さでル・マン戦の棄権を決め、代わりにモトGPでも古い顔なじみのクリス・ヴァーミューレン(オーストラリア出身)がスッターBMW機を駆ることとなっている。
本日、エドワーズ選手は『MotorCycleNews』のインタビューで、先の手術でプレートおよびボルト10個を挿入した鎖骨の回復見通しについて説明した。残念ながら何かと予定通りには進んでいないものの、本人は2週間後のバルセロナ戦での復帰を希望している。
エドワーズ選手のコメント
「骨折箇所が安定するのにもう少し時間がかかるようで、医師からももう1週間は無理をするなと言われてます。非常にデリケートな骨だし、ボルトが入れられてるんで…それのせいで傷が付くのは避けたいんですよ。
去年は、できるだけ早く復帰することが目標で…モトGP戦の連続参戦記録に挑んでたんでね。記録更新をしたかったってことで…ただ、今年はマシンの方もかなりトラブってるわけだから、今はただただ体調をきちんと戻し、レースに復帰できるようになった時に戦える状態にしておきたくってね。」
(日本語翻訳:La Chirico / 伊語記事:Omnicorse.it 2012年05月15日)
あぁ、そう言えば去年は確か、バルセロナでのフリー走行中に鎖骨骨折したにもかかわらず、決勝レースに出るって頑張ってたんですよねぇ…