MotoGP

V.ロッシ『去年にくらべりゃ上等!!』

モトGP『ロッシ:星の上から馬小屋へ』

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ヴァレンティーノ・ロッシ(上記写真はジョン・サーティースと)駆るデスモセディチがシルバーストーンで、またもや二面性を見せつけた…ウエット首位に、ドライ最後尾と言う2つの顔だ。
信じられないですよね。ウエットでの強味がドライでは弱点になる…正反対にね。かなりの確率で、ただの偶然なんかじゃない…ただ、だったらどうしてと聞かれても僕には分からないんですけどね。」
1日のうちに星の上から馬小屋まで落とされたようなロッシ選手がこう言うのだ。太陽が顔をのぞかせた際には、冷や水を浴びせられたような想いだったわけで、チームメイトを0.077秒引き離していたはずが、反対に1秒半以上引き離されてしまったのだ。
ニッキーもバルベラも調子良かったんで、明日はうちはシャキッと目を覚まして近づいていかなければ。」と目標に掲げてみせる。

また、自身の責任も感じている。
「僕自身も良くなっていかなければね…見通しの悪いコーナーが3つあるんだけど、ハードブレーキをそらでかけられるようにしておかなければ…これを間違えるとラインからかなり外れてしまうし…高速で入っていくからってこともあるんですけどね。この点はついてはね、FP2が役立ってくれたんですよ…まだここのコースの走り込みが足りないんでね。」
そして、セッティングにもまだ改良の余地があると言う。
「特に第9コーナーの出口ですね…次のコーナーに繋がる加速ポイントなんでね…どうしてもフロントタイヤが地面から浮いてしまうんですよ。ヘイデン選手に比べると500mで0.6秒失速してしまってね。
ただ、道しるべは既に得ているようで、
どちらの方向へ進むかは分かってますから。」としながら、隣のボックスのことも横目で窺っている。
「バルセロナとアラゴンのテストでは、僕らそれぞれ異なる荷重配分を試してみたんですよ。ドゥカティ内で、各データを分析しつつ割り出したセッティングなんですが。ニッキーはその後、さらに改良してたんで、明日はそれを試してみるつもりです。

我らがチャンピオンは打ちのめされたりはせず、ポジティブ思考でいこうとしている。
「ウエットでは去年、ここのコースではもの凄く遅かったんだけど、今は雨になったら競争力も上がるって言う自信はありますね。
しかし反対に、和やかな天気にでもなった日には、腕まくりして奮闘していかなければならないだろう。と言うのも、
「コースはかなり僕好みでね、距離もあるし、高速でかなりテクニカルで。新アスファルトのおかげで問題のあった箇所が良くなったしね…ただ、まだ完璧とは言えないけれど。」だからだ。
坂を這い上がるのは容易いものではないが、ロッシ選手には受けて立つ覚悟ができている。
「結局のところ首位との差は2秒そこそこでしょ…2011年に比べたら上等ですよ。」の一言でもって、大げさには考えないのだ。

(日本語翻訳:La Chirico / 伊語記事:Gpone 2012年06月15日



えぇ〜と、で、結局、予選はドライ希望で…決勝は雨乞いすれば良いんでしょうかね…



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