MotoGP

2012ミザノGPこぼれ話:ロッシ&フェラーリ、ドルナvsシュワンツ、2013モトGPスケジュール…etc


ほいほいっと、恒例のレースウィークエンドこぼれ話!
今回は辛口『Moto.it』がボリュームありましたねぇ…

モトGP『ミザノGPこぼれ話』

motoit-sapevate-misano.jpg ★ドルナ社(1992年よりオートバイ世界選手権を運営)はケヴィン・シュワンツと、テキサス・サーキットでのGP開催に向けての交渉に関して取り決めを結んでいたのだが、今回のミザノ戦前に、ドルナから一方的に同取り決めが破毀され、同サーキット製作陣と直接交渉が行なわれることが公表された。マルコ・シモンチェッリ追悼イベント(他15名と共にドニントンから計1,800kmを自転車で1週間かけてリレー走行し、シッチ両親が住むコリアーノに到着)のためにミザノを訪れていたシュワンツは同件について「ノーコメント」と一言だけ。

★この不況によりテキサス・サーキットがドルナと共に乗り越えねばならない問題は山積みで、そのため、通常ならば8月には知らされる来シーズンのGP開催予定がいまだに発表されていない。スペイン開催の4レースを筆頭に開催が危ぶまれるサーキットも多い(管理人注:下記にスケジュール草案を掲載してあります)。

★ミザノGPは向こう3年間開催されることとなり、おそらく常に9月半ばとなるだろう。

★ベン・スピースがBMW(スーパーバイク)ではなくドゥカティ(モトGP)を選んだ理由を簡潔に説明した。
「WSBのことは知っているし自分の真価も既に証明したが、モトGPでは各種理由によりまだだ。後悔したくなかったからドゥカティからの興味深いオファーを受けることにした。ただ、厳しい挑戦になることは承知している。普通なら自分は上位3位に入れると思うので、それを証明したい。」

★CRT機を『く○ったれマシン』と呼んでいたコーリン・エドワーズが、2013年もフォワード・チームよりスッター/BMW機で走ることになった。同チームのモト2クラスの方は2人体制を続行、アレックス・デ・アンジェリスは契約更改済だが、セカンドライダーは未定(現在は高橋裕紀)。

★既に公表されたように、ミザノ戦よりダニーロ・ペトルッチがイオダ機(トレリスフレーム&アプリリア市販エンジン)からスッター/BMW機(エドワーズと同じ)に乗り換えている。ミザノ戦ではペトルッチ選手には1台しかマシンは用意されなかったが、おそらく2台目はアラゴン戦までには間に合うだろう。

★125ccからモト3に変更になった理由の1つに経費節減になるだろうと予想されていたのだが、結局、モト3の方が高くつくこととなった(最高額125cc機であるアプリリアRSAと比較してもだ)。選手1名につきエンジンに約10万ユーロ(約1千万円)、その他にも整備費用やマシン代金(6万ユーロ)もかかってくる。

★悪天候によりフリープラクティス3回ともモトGPクラスではCRT機以外の選手がほとんど出走しなかった。しなしながら似たようなコンディションにも関わらず、他のクラスでは通常通りだったのだ。理由は以下の通り。
「あの状況下で走っても何の役にも立たないし、たいしたデータも取れずにケガをする恐れがある。それにエンジン温存のため(編集部注:1シーズン6基まで)。」
このため、最低周回数を決め選手らに出走を義務づけようかと言う話が浮上してきたのだが、根本的な問題解決にはならないだろう。

★今回、シモンチェッリ追悼企画が各種行なわれたことで、2010年9月5日ミザノ戦で亡くなったモト2クラス富沢祥也選手のことが若干忘れられがちになってしまった。しかし、サーキットの方へは富沢選手の母親ユキコさんが訪れ、ホルヘ・ロレンソと再会し、また、事故現場には富沢選手を偲ぶ花束がたむけられた。

★来週末、ヴァレンティーノ・ロッシが友人アレッシオ・サルッチや、ドライバーのアンドレア・チェッカートと共にニュルブルクリンク開催のブランパン耐久シリーズでフェラーリ458を駆る予定。ロッシ選手は今春、モンツァで開催された同シリーズにも参戦しており、今年11月末には恒例のモンツァ・ラリーにも参加する予定。

★ケーシー・ストーナー代役としてホンダワークス機に乗ったジョナサン・レアだが、当然のことながら若干参っているようだ。
「WSB参戦のためロシアにいたらストーナー代役の話が来て…すぐに飛行機に乗ってまずブルノへ、それからアラゴンへ行って…でも、その2日後にはまたWSBドイツ戦に出て…レースが終わったらミザノへ向かって…来週はまたWSBで…その後またアラゴンでモトGP戦…。確かに、少し頭が混乱している…。」

★今回ミザノで、メディカルセンターとモバイルクリニックの合作による特性担架がお披露目された。突出した安全基準のもと救急措置のスピード化が保証されたもの。幸い、今回は実際に使用する必要がなかったが、専門家らによれば、かなりの一歩前進なのだとか。

★ブレンボ社(モトGPで過半数のブレーキを提供している伊企業)の発表によれば、『Quercia』コーナーのハードブレーキング地点では時速288kmまで到達、5.7秒間で約267mのブレーキをかけ、その際のブレーキレバーにかける握力は5.3kg、コーナー進入には約時速90kmとなっている。今回取得したデータによれば、よりコーナー近くでハードブレーキをかけていたのはスピース選手で、以下ロッシ、クラッチロー、ロレンソ、ペドロサ、ドヴィツィオーゾ、アブラハム、ヘイデン(ブレーキ操作の右手を負傷中)、バルベラ、デ・プニエと続いている。

★2013年、カレル・アブラハム(チェコ出身、ブルノ・サーキットオーナー子息)がCRT機であるARTアプリリアで参戦することとなった。

[日本語翻訳:La Chirico / 伊語記事:Moto.it 2012年09月19日記事より抜粋]


上の記事にある富沢選手のお母さんとロレンソ選手の再会については、スペイン人記者さんがこんなツイートを出しとりました。

《ロレンソ選手が、富沢選手の母ユキコさんに挨拶。》


そうそう、それから…ちょうど今日、2013年オートバイ世界選手権のスケジュール草案が発表されたそうで。
カピロッシ元選手がツイートで報告してましたぞ。

《みんな、2013年モトGPスケジュール草案だよ》


確か…ド・プニエ選手の彼女さんが、このスケジュール情報ツイートについてカピロッシにお礼ツイートをしてたように記憶しとりますが…
あっ、ちなみに、未定の2レースについては…お馴染みのスペイン女性記者さんのツイートより、こんな感じ…

《2013年モトGPスケジュール草案で未定の2レースは、アルゼンチン(4/14)とオースティン(4/21)》


さてさて、こぼれ話の続きっと…
各サイトからちょこちょこ集めてみました。

gpone-lorenzo-79.jpg


★ホルヘ・ロレンソが先のブルノ戦で2位となり、これで最高峰クラス79回参戦中、55回目の表彰台獲得となった。獲得率69.6%と言う数字は最高峰タイトルを5回獲得しているミック・ドゥーハンを上回り、1975年以降のランクでは堂々の2位。ちなみに1位はウェイン・レイニーの83回参戦64回表彰台で77.1%(Gponeより)。

gpone-honda-vittorie.jpg


★ダニ・ペドロサがホンダで41勝をあげた。これは『マイク・ザ・バイク』ことマイク・ヘイルウッドがホンダであげた勝利と同数。上の表はホンダ機で勝利を重ねた主なライダー。(Gponeより)

★今回のミザノ戦における最高スピードは以下の順(Motoblog.itより)。

ジョナサン・レア      :287.9km/h 
アルバロ・バウティスタ   :285.6km/h
ベン・スピース       :285km/h
アンドレア・ドヴィツィオーゾ:284.9km/h
ステファン・ブラドル    :284.9km/h
ホルヘ・ロレンソ      :284.6km/h
カル・クラッチロー     :282.5km/h
ニッキー・ヘイデン     :280.5km/h
ヴァレンティーノ・ロッシ  :279.6km/h

bikeracing-rea-56.jpg ★ジョナサン・レアがモトクロスを辞めてから、BSB125ccクラス、スーパースポーツ、スーパーバイク世界選手権と走ってきたが、この間、ゼッケンは『65』と『4』しか使ってこなかった。理由はRicky Carmichael(米スーパークロス/モトクロスの伝説的ライダー)等、あこがれの選手にちなんでのもの。
しかしモトGPクラスではどちらの番号も使用不可能…『4』は既にドヴィツィオーゾ選手が使っており、『65』はローリス・カピロッシの永久欠番ゼッケンなのだ。このため、ブルノ/アラゴンテストでは『R』を付け、ミザノ戦以降は『65』を逆にした『56』で走ることとなった(Bikeracing.itより)。


イタリアの『Infullgear』と言うサイトがツイートしてた下の加工写真…
レア選手のセリフがなかなか…

《(今のレースでは)あんまりプッシュしすぎたくなかったんだ…まぁ、第2レースだね!》
https://twitter.com/balco7/status/247654645122621440


レア選手に、今週末はスーパーバイクだからね!!クリックPrego
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