モトGP『ミザノ決勝の経緯』
★ホルヘ・ロレンソが優勝。WU中に最良セットアップを見つけた模様。常に1分34秒アンダーの好ペースで周回を重ねた。今回でミザノ戦3連勝となった(イタリアのサーキットでは5連勝)。
ロレンソ選手のコメント。
「実は、ブレーキング地点を改善すべくフロントに固い方のフロントフォークを使ったんです。WU後、これで行けると確信しました。マルク(マルケス)は以前何回か、僕の前に出ていましたが、今回は2周でけっこうな差を付けてやりました。」
★優勝候補だったマルク・マルケスは序盤の何周かをタイムロスし、燃料満タン状態でコンスタントな周回ができなかった。
2位でゴールしたマルケス選手のコメント。
「今日は、この2位でとても良いです。レース序盤はちょっと苦戦するって分かってましたから。うちは良い働きができました。満足してます。20ポイント…あと5ポイントが取れなかったけど、タイトル争いには大丈夫です。最後、ダニ(ペドロサ、3位)に“凄かった”と伝えました…僕ら凄い戦いでしたから。」
★4位ヴァレンティーノ・ロッシは終始コンスタントなペースで走行したが、上位3名のレベルに及ばず。スタートは高速で、ロレンソ並みのリズムだったがレース後半より徐々に落ちて行った。
★アンドレア・イアンノーネが8位走行中に転倒リタイヤ。
★アレイシ・エスパルガロはジャンプ・スタートで、ピットレーン通過のペナルティが科せられたものの、最後は13位でゴール。
★カレル・アブラハムは肩の痛みにより途中リタイヤ。
★最終ラップでカル・クラッチローを抜いたステファン・ブラドルが5位でゴール。
(Source:2013年09月15日 Gpone記事より抜粋)
モト2『ミザノ決勝の経緯』
★ポル・エスパルガロが今シーズン4回目の優勝を獲得。当初は自身のリズムで走行、終盤からスピードを上げ、ラスト2周でタカアキ・ナカガミを抜き首位に立った。
★2位のタカアキ・ナカガミは明らかに勝利を故ショーヤ・トミザワに捧げたかった模様。ゴール後は日の丸を掲げながら、3年前に逝った盟友の事故現場の前で祈りを捧げた。
★熾烈な4位争いがトーマス・ルーティ/ドミニク・エガーター/スコット・レディング/ヨハン・ザルコの間で繰り広げられ、ルーティ選手が獲得。
★総合首位のレディング選手は今回は若干不調気味。総合2位のエスパルガロ選手とのポイント差も徐々に埋められてきている(管理人注:現在、23ポイント差)。
★イタリア勢トップはマッティア・パジーニの12位。シモーネ・コルシ転倒。ワイルドカード参戦のフランコ・モルビデッリは21位。
★サンドロ・コルテセ転倒。
(Source:2013年09月15日 Gpone記事より抜粋)
モト3『ミザノ決勝の経緯』
★表彰台はやはりスペイン勢が独占で、優勝はアレックス・リンス、2位マーヴェリック・ヴィニャーレス、3位アレックス・マルケス。
リンス選手のコメント。
「実に良いレースでした。どこでならマーヴェリック(ヴィニャーレス)を抜けるか分かっていたし、調子も良く、上手くいきました。チームの仕事振りに感謝してます。」
★ヴィニャーレス選手のコメント。
「最速レースだったんじゃないでしょうか。良い戦いだったけど、ラスト5周はもう無理でした。総合ランクの事を考えると、サロム選手が後方だったんで良いレースでした。」
★総合首位のルイス・サロムは4位。
★マルケス選手のコメント。
「スゴく嬉しいです。今週末は2回転倒し、本当に厳しかった。最後は表彰台に上がれて本当に良かったです。レース序盤は前の2人に追いつこうと頑張ったんですが、タイヤがたれてしまいました。」
★当初、首位争いをしていたジョナス・フォルガーは『Tramonto』コーナーでハイサイド転倒。左足負傷が懸念されメディカルセンターへ搬送された(重症は負っていない模様)。
★イタリア勢トップは8位のニッコロー・アントネッリ。
★ロッシ弟のルーカ・マリーニは第1ラップ第1コーナーで転倒リタイヤ。
★ラスト3周、ヒューガ・ワタナベ転倒。
(Source:2013年09月15日 Gpone記事より抜粋)