MotoGP

中上貴晶:2014 Moto2 イタルトランス続投決定

色々と噂はありましたが、遂に決まりましたな!



イタルトランス・レーシング・チーム
「モト2クラスの2013シーズンも佳境に入り、当チームでは2014年の組織編成を決定しました。タカアキ・ナカガミおよびフリアン・シモン両選手で確定です。また技術スタッフおよび管理部門も全員確定し、なおかつロベルト・ロカテッリ(2000年125ccクラス総合優勝)が加わる事となりました。」

フリアン・シモン
「良いチャンスです。僕にとっては安定性は重要であり…他の選択肢もあったんですが、カレックス機を駆り、このような確固とした組織で走れるのはしっかりとした保証になってくれますから。とても熱心な人達なんです。彼らと一緒に続けられるなら、もう本当に安心だし、やる気もどんどん沸いて来ます。
【中上選手の契約更改について】そばに居ると、彼を打ち負かそうと頑張れます…彼が2014年のチャンピオン候補なのは確実ですから。なおかつロカテッリ氏のような元チャンピオンも加わってくれるんですからね。」

え〜と、このロベルト・ロカテッリ元選手なんですが…
今シーズンはチーム・イタリア(イタリア・オートバイ協会運営、ロマーノ・フェナーティ所属)で働いてたんですが…今年一杯で同チームがなくなってしまうんですよ。
イタリア大手サイト『Gpone』によれば、イタルトランスチームでは管理部門の仕事と、カレックス機のテストライダーもやる予定だそうです。


そして恒例、今回のアラゴン戦後の中上選手&チーフメカニックさんのコメントです。



タカアキ・ナカガミ(11位、40分39秒156)
「こう言う事となってしまい不満足です。僕らは強かったし、懸命に作業を積みました。でも、あの第3コーナーでは大きく膨らまざるを得なく、大勢に抜かれてしまいました。20秒のタイムロスとなり、その後は全力で挽回しました。厳しい戦いで…ライバル陣とのラップタイムがああも違っていたし…かなり慎重に行った時もありました。ここはすぐにでも抜けると思った時でも、どんなラインを取ってくるかを確認しようと数コーナー待つような事もたびたびありました。てきぱきとプッシュしたのは終盤だけです。終盤ではラップタイムも良かったし、マシンの挙動も良かった。表彰台争いの大激戦に向け、準備万端だったんですけどねぇ。とにかく5ポイントはゼロより良いですから…最終的な総合ランキングで重要になってきますからね。」

クラウディオ・マッチョッタ(中上選手のチーフメカニック)
「マシンの挙動は良かった。タカアキが高速ラップを重ねに重ね、レース最後は他の選手よりも多かったようだが。それを思えば、あれ(コースアウト)なしのリザルトは想像がつくもので…結果は違ってきますよ。凄いレースをしましたね。」




遂に目指す、チャンピオンへの道…クリックPrego

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POSTED COMMENT

  1. Red bull より:

    来季の中上君はチャンピオン第一候補としてのプレッシャーもありそうですね。

  2. simokatana より:

    賢明な選択だと思います。
    2015年はSUZUKIも復帰するし、各メーカーのプロダクションレーサーの性能もハッキリしてるだろうし、各ライダーの契約も切れてフルーツバスケット状態でしょう。
    中上君は来期MOTO2チャンプの最有力候補ですからね。

  3. ken より:

    残留の可否が問題ではなく、今の中上選手に見合った待遇が確保できるかが焦点だったのではと予想します。

    今年の飛躍、何があったんでしょうね。モト2はマシーンの戦闘力が拮抗している割に、年変わりで速いライダーと下位のライダーが入れ替わったりします。それにしても日本の底力はたいしたもんです! 来年活躍していい条件でモトGPクラスにあがってほしいですね。中継を見ていてもこれだけ活躍しているのに露出がまだ少ない。スペイン勢に風穴を開けてください。

    • Red bull より:

      本田社長の話によると、イタルトランスはもともとあまりメカニックの質が良くなく、加えて去年はチーフの方とうまくいっていなかったらしいですね。
      今年後半からの活躍、そして残留はその辺がうまく解決した結果かもしれません。

      • ken より:

        ありがとうございます。 そういうことだったんですね。 

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