MotoGP

ステファン・ブラドル:LCRホンダ危機一髪、スズキに出願


あの〜実は、先のバルセロナ戦が終わった翌日ぐらいに、こんなニュースがチラッと出ましてね…

《スズキ・モトGPチームマネージャーのダヴィデ・ブリヴィオが、
「選手のプールサイドリーグの噂が本当なら、2015年のスズキの参戦数は予定している2機じゃなく、8〜10機が参戦する事になるんじゃなかろうか(冗)」と言っている通り、確かに多数のライダーがブリヴィオ氏の元を訪れている。ここ最近では、一番最後に出願した選手がステファン・ブラドルで、現在のLCRホンダのシートが危ぶまれているのだ。ただし、スズキがステファン・ブラドルのような選手を選ぶ可能性は低く…おそらく、若き有望ライダーか、開発ができそうなベテランライダーを希望しているだろう。》
2014年06月17日Moto.it記事参照)


さて、そして…
6月24日付けで、ブラドル選手のボスことチェッキネッロマネージャーのコメントが出てまいりました。

『ステファン・ブラドル:LCRホンダでの将来』

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★今シーズン、LCRホンダで3年目のモトGPクラス参戦となるステファン・ブラドルだが、来年以降の同チーム残留が危ぶまれている。

★ルーチョ・チェッキネッロチームマネージャーはブラドル選手の才能を信じているものの、今シーズン、同選手が決勝戦で上位5位以内に入ったのは僅か3回(オースティン4位、アルゼンチン&バルセロナ5位)のみ。

★チェッキネッロチームマネージャーが、『MCN』サイトに次のように語った。
「今シーズン、ステファン(ブラドル)にはもっと期待していたのだが…ただ、ツイてなかったとも言うべきなんでしょうけどね。私としては、あと2レース様子を見てから判断したいと思ってます。テレメータを見る限り、ステファンは高速ライダーで…うちに残って然るべき選手なんですよ。私はこのまま、うちのチームで走って欲しいんですが…ここに至るまでの結果が、HRCの方には充分じゃないんです。ですから、現在は検討中と言うところですね。」

【HRCがブラドル選手に期待している事とは?】
「ステファンの現在のパフォーマンスでは、将来についての計画を急いで立てる事もないと言われました。HRCでは、マルケス/ロレンソ/ペドロサ/ロッシが最高レベルだと言う事は分かっています。実際、この4選手のうちから、ここ10年間のチャンピオンが出てますからね。HRCとしては、ステファンは5位で、この4選手のすぐ後ろでゴールしなければならないと考えていて…30秒離されてでは駄目なんですよ。」
2014年06月24日Omnicorse.it記事参照)


え〜と…その『MCN』の方のオリジナル記事を読むとですね…
チェッキネッロマネージャーはブラドル選手の後任探しはまだしていないそうで、モト2クラスのラバト選手やヴィニャーレス選手なんかとも話してないんだそうです。
まぁ、取りあえず一通りトップライダーの皆さんが決まらない限り、動きにくいでしょうしねぇ。



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POSTED COMMENT

  1. bb より:

    10機ものスズキMOTOGPマシンが、ってのはさすがにジョークですよね?
    ワークスの2台だけでもスズキ的にはいっぱいいっぱいでしょうに

    しかし、ホンダのマシンに乗るという事は恐ろしい事なんですな・・・
    言い訳無用。求めるのは結果のみ。

  2. より:

    ブラドル、結構頑張ってはいるけれど、微妙ではありますね。

    しかし、制覇欲のホンダ。250スタイルのライダーもキープしておきたいのでは。

    現在それで速いのは、別格のロレンソを除くと、クラッチローとブラドルになりますよね。

    ドカは、本人も真似していると自称しているクラッチローを、仮想ロレンソと言う事で、ロレンソ獲得の為、将来を見据えて取ったのではないでしょうか。

    現在、新しいと言われるMoto2スタイルが席巻しつつありますが、マルケスが突出しているだけで、Moto2スタイルが完全有利と言う訳では無さそうです。(しかし、ミシュランになり、現在のブリジストン、その強力なサイドグリップが無くなると、250スタイルは大減速する恐れもあります。そうすると、そうした布石も意味がなくなります。出来上がったタイヤ次第ですが。)

    現在、4強のうち2人を擁しているホンダ。しかも、その2人はマシンにマッチしている。なので、サテライトに求めるのは成績だけではなく、違うスタイルのライダーが望ましいと思うので、ブラドルは意外に安泰じゃないかなぁ。
    (ホンダのロレンソ。意外にも、ブラドルのデータがあるので、チームはあっさり、ロレンソ好みのマシンに仕上げて、ロレンソもあっさり乗りこなしてしまう様な気もしてきます。まぁ、ブラドルは寝かる時間が長すぎますが)

    ヤバイのは、スペインでは意外に人気があるらしいので、どうなるか判らないけれど、250上がりながら、現在では、Moto2スタイルの進入をするようになっている、バウティスタ じゃないかな。と、思ったりします。年齢的にもね、若くて元気の良いのが一杯居るし。才能が無いわけじゃないと感じるが。波は有るし、ポカはするし。

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